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日産 がヤバそうだというのは、ずっとの認識だった。
「英語」を社内標準言語にした頃(1999 ← まだ20世紀!)からヤバいぞこれは、と...
それから約15年。
にしても、こんなにあからさまな「裸の王様」状態って珍しい。
ここまでとは…
ちょっと前に、「ゴーン・ガール」という映画があった。
直接的に翻訳すると「失踪したオンナ」
だったが、実態は「ぶっ飛んだオンナ」(笑)
では今回の件はどう表現するか。
「ゴーン・ガール」ならぬ「ゴーン・ゴーン」
翻訳すると 「ぶっ飛びまくった、ゴ〜ン!!!」
先日アップした読後評「より高き忠誠」で印象に残った文章を三つ列挙しておきたい。
自分の闘い(仕事関係ではない)、を勇気づけるものなので!
あらゆる組織、とくに上下関係を核とする組織には、反対意見が切り捨てられ、正直な意見が出にくい環境をつくりだすという危険が潜んでいる。
こうした環境は、ほどなく妄言とごまかしがはこびる文化を生み出す。
p 96
嘘つきは嘘をつくのに熟練するあまり、真実とそうでないことの区別がつかなくなってしまう。
そんな例を、私は長年にわたってたくさん目にしてきた。
嘘つきは自分の周辺を嘘つきで固めようとする。
その道徳基準に迎合するのをよしとしない人は輪の外に追いやられ、交友関係はどんどん狭まっていく。
代わりに、欺瞞に耐えることのできる者たちが権力の中心に引き寄せられていく。
特権は、嘘をいとわず欺瞞を容認できる者の手に渡る。
やがて、それはひとつの文化となり、生き方そのものになる。
p 94-5
政治も、自分にとっての都合も、友情も、私にとってはどうでもいいことです。
私に取っては、正しいことをするのがすべてなのです。
何かが根本的に間違っていると確信したなら、それに加担するようなまねはけっしてしないでしょう。
もちろん、誰しも意見の相違があるときは、政治的な判断を下して当然です。
それでも、私は正しい判断をするでしょう。
p 157 上院での指名承認公聴会での発言
写真は、他紙と同じタイミングで、最も真実を伝えていた朝日新聞、から。
本来は、かれらのスクープ、だったのだろうか?
敬意を評し、 この記事をアップさせていただく!
結論:日産のあまりにあまりに、長期政権が陥りがちな典型例、はなさけないほどの「他山の石」
追記:自分の指摘損失17億円を、日産に... 「ありえないレベルで ぶっ飛びまくった、ゴ〜ン!!!」(怒)