実は当ブログ、「グラン・トリノ」を21世紀作品のベスト1に選んでいる。
一方、
前作「15時17分、パリ行き」を失敗作だとがっくり。
で、今作もDVDスルーにしてしまった!
で見始めて驚くのが、 89歳 の クリント・イーストウッドが、87歳の”麻薬運び屋”を嬉々として?演じる。
家庭崩壊、さらに生きがいだったはずの仕事も崩壊する流れはとてもスムーズな演出。
そんなわけで”麻薬運び屋”になっちゃう流れもわかりやすく、一回のはずが継続しちゃう演出も見事に表現。
前作で見限りそうになって公開時パスしてしまったことを悔やむ…
そしてこのイーストウッド演じるジジイ、すっとぼけまくっていて目が離せなくなる。
寄り道はするわ、女性を部屋に呼び込むわ、
とうてい”麻薬運び屋”とは思えない破天荒な行動を繰り返す。
だがそんなノーテンキな時代は長くは続かない。
まず、麻薬捜査官の包囲網がじわじわ迫ってくる。
さらに麻薬組織でクーデターが発生し、すっとぼけ技法があっという間に通用しなくなる(汗)
そして…
結論:89歳 イーストウッド は未だ十分過ぎるほど「現役」だった!(なんて結論…)