日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

実話の映画化。


ソマリア沖を航行中の貨物船が、海賊の襲撃を受ける。
そこから貨物船の船長フィリップス(トム・ハンクス)と、海賊ボスと闘いが始まる...


実はあまり期待してなかった。
とりあえず抑えとこうくらいの意識で映画館に。
ところが....

すぐさま物語にずぶずぶと突入させられる。
この切れ味、尋常でない。
フツー出る映画タイトルさえ出てない(のでは?)

そういう持って行き方は流石、ポール・グリーングラス監督。
007シリーズに大脅威になったボーン・スプレマシー & アイデンティティの監督。

それだけに、その切れ味は最高級。


びっくりしたのは、構成の組み立ての思い切りの良さ。
オープニングに登場するフィリップスの妻を演じるは、かなりの大物女優。
なのに扱いは完璧に、刺身の「つま」状態(笑)


あとで読むに、原作に多くあったこのへんのやり取りをバッサリとカットしたそう。

またラストシーンが安堵と緊張が混ざった秀逸な終わり方をするのだが、ここも監督の差配の妙が効いているる。
これまた唸った、くわしくは書かないけど。


結論:今年のこういったサスペンスものでは、ピカ一。

   基本、船長フィリップスと海賊ボスと闘いは「知力バトル」
   瞬間瞬間に、出来るだけの知恵を絞り手を打ち、相手の切り返しを待つ。
   このやり取りがスリリングかつ継続し繰り返され、緊迫感が高まっていく。

   で一気にラストへ!
 



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先週放送されていた「メガマックス」に続き、今週も放送!

 

「メガマックス」とか前作で言っていたので実は当時、もう次はないと思っていた(笑)

そしたら、さらにスケールアップしてカムバック。
007シリーズがやや失速気味の中、いつの間にかダイハード・シリーズ越えの第6作とは、こりゃ立派!!

 

そしてアメリカでの興収もメガマックス級とか。
今や「シリーズ物の王者」になったと言っても過言でない。

 


そして中身はかに、スカッ!と単純明快に面白い。


アクションは作品ごとにスケールアップ。

チマチマとストリートレースやってた頃からすると段違いのスケール。
今回は戦車からギャラクシー級輸送機から、とにかく派手派手!

 


前作から登場のドウェイン・ジョンソンも継続するだけでなく、主役級がグループ(写真)

なので、メンバーの入れ替えも自由自在。


特に今作ラストでは、メンバーの一人を殺す「某大物アクションスター」が新規でチラッと。
既に第7作の制作決定かよ!
この安定感抜群な感じが、007越え、を感じさせる。


一方で思ったのは、ウディ・アレンのパリーローマーロンドン連続作品×3で感じたことと同様の感覚。

それは、ロンドンという街が段違いに華やかさに欠ける、ということ。
EURO MISSIONと言いながら、ロンドンだけでなくスペインもそれっぽい風景はこれっぽっちもない(笑)
ので、今後に期待かな。



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