ロシアによる「米国選挙への介入」が大問題となったが、今作はその情報提供が 暴露 だった事実を扱うドキュメンタリー。
その告発に至った本人の名前にまず驚き!
Reality Winner
偶然とはいえ、凄い名前…
彼女自身が、なぜ告発に至ったか、その想いを語る。
その彼女をメインに、両親・妹、さらに F B I にまで踏み込んで行く90分(汗)
ドキュメンタリーなので、それぞれの人物の言葉が異様に重い。
本人は逮捕され、ジャーナリストたちは沈黙を強いられ、主たるジャーナリストは刑務所にまで送られてしまう...
当然、獄中の Reality Winner にも面会不可…
辛い事実が次々と浮き彫りとなってくる(汗)
本人 Reality Winner は数年拘束されたのち、釈放されやっと家に戻る。
その際のインタビューを元にそれまで制作した映像に加え改めて完成したのが本作となっている。
クラウドファンディングでお金を集ったことでそれが実現した。
(2021年制作、ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮)
I knew it was secret.
But I also knew I had pledged service to the American people.
(Reality Leigh Winner)
この Reality Winner の行動がなければ、ロシアによる「米国選挙への介入問題」は秘密になっていたかもしれない。
つまりその行動がなければ「なかったこと」にされていたわけだ。
と考えるだけで、思わず ゾッ!とせざる得ない…
結論:日本人もよくよく知るべき衝撃の事実、をドキュメント。演劇化・さらに映画化(タイトル = Reality )されムーブメント拡大中 → 両作とも早々に日本公開すべき → 映画版は11月18日公開!
P.S. 先日 IFC での映画+関係者登壇インタビュー、の話をアップしたが実はコチラも滞在中にあった(汗)
がその当日はカラダが空いていなかったのが、今にしてみると非常に残念!
一度は観てみたかったIFCならではの「監督の登壇による解説つき上映」を、なんとスティーブン・ソダーバーグ作で実現!
P.S.② 池上センセ も流石、この映画に注目しているようです!