奥へ進むにつれ、林道の勾配がきつくなってきました。とうとう、それ以上は進むべきでないとの看板が立っていました。
一応、確認のため徒歩でさらに進んだところ、看板がもっともなことを書いていることが分かりました。林道の路肩には亀裂が入り、勾配も３０度近くはあると思われる状態でした。キャタピラーでなければ、とても登れません。もしも、看板を無視して進んでいたら、安全に戻れる保証は何処にもありません。
さらに奥の方は、杉の造林地です。この沢は杉が多いようです。杉の造林地は暗く、歩いていても面白さがありませんので、これ以上の奥地へ行くことを止めました。私が長年、希望していた林道の奥地探検は、ここで終了しました。今度は別な観点で期待と思います。後は今、来た道を戻ります。
