アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

迷彩服での通勤 危機対応?

2024年06月27日 | Weblog
  コロナが多少落ち着いてきたからなのか、長男の海外出張が頻繁。この半年で、ブラジル(サンパウロ)、メキシコ(チワワ)、中国(広州)、タイ(バンコク)。ほぼ毎月のように出張。
 この度は、本人にとって初めてのタイ。出張前、タイの基礎知識をレクチャーしてあげました。何しろ、私はバンコク滞在一ヶ月を密かな誇りにしています。バンコクの友人ジャンボ氏のマンションに居候させていただいて、毎日、バンコク、アユタヤを歩き回っていたことがありました。

 タイの看護師さんたちの中には、病院の制服姿で通勤している人たちが多いです。(ねっ、タイのこのような知識、私ならではでしょ!)
 何回か行っている病院だと、制服を見ればすぐに解るので、電車で乗り合わせたりすると、知り合いでもないのに親近感を感じたりもします。
 
 私も初めて制服(白衣)に、ナースキャップ姿で通勤する看護師さんを見た時は、少なからず驚きました。「往診かな?」とか、「救急車が近くに来ているのかな」と思いましたよ。単なる通勤途中と知って、「マ、マジカヨ?」と…。

 オランダなのですが、オランダ人は、「自由」を徹底して追求しているようで、制服など大嫌いという感覚(オランダ勤務が長いジャンボ氏による。ジャンボ氏は、オランダ政府から年金をいただいています)。
「制服は警察、軍隊それにBritish Schoolの生徒しか着ない。そのくせサッカーの応援時には王室カラーのオレンジに染まる…。」という。
 オランダの銀行…管理職らしき人たちは、スーツにネクタイ姿がみられるが、一般行員は窓口だろうがなんだろうが、Tシャツであったりジーンズであったり、全く自由。服装でその人の人格や能力を判断できないだろうが、Tシャツ、ジーンズ姿で数えられた金を受け取っても、どうも信用できない。当然数えなおす。
 ジャンボ氏が銀行の前でお金を数える…少し笑える。 
 まあ、それはないでしょうが、ドレスダウンした銀行員は信用できない…これは、ホントその通りかも。

 日本でも、制服通勤の職業があります。
 「自衛官」です。迷彩服の上下・帽子・革靴を着用して通勤!徒歩の自衛官をはじめ、自転車、オートバイ、乗用車…通勤手段も様々。自転車通勤の自衛官ってのは、間抜けな感じで似合わない。山間部の駐在さんじゃないんだから。
 自衛官が制服で通勤するなら、せめて戦車で通勤してほしいもの。
 自衛隊駐屯地がある町に越してきて、初めて制服通勤の自衛官を見たときは、「戦争が始まったのか!北朝鮮、ついに来たか!」と、戦慄さえおぼえましたよ。
 迷彩服姿の自衛官が、「出勤途中に保育所に子どもを預ける…」この光景(?)、見慣れるのに時間がかかりました。


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