我が家の小さな庭にはハナトラノオの花が咲き誇っている。
朝から、その花の蜜を求めて、アゲハチョウ、カラスアゲハ、花アブ、しじみ蝶・・と次から次へと飛んでくる。
遠くの林からはツクツクホーシがゆく夏を惜しんで、競演している。
ミンミンゼミも負けてはいない。
我が家のリビングからそうした庭の様子と、蝉の鳴き声を聞いていると、ふと40数年前にタイムスリップする。
確かに、父の実家の広い畳の間で、昼寝しながら聞いていたあの時間と同じなのだ。
子ども心に、なんて田舎って豊かなんだろうと体を通して実感していた。
心と体が、自然の豊かさを感じ、すくすくと育っていくのを感じていた。
今、40数年の時を過ぎ、あのときに戻ることができたような安心感がある。
それも、都会から1時間程度のところでその贅沢を実感できるありがたさ。
庭から、システムキッチンのドアの網戸を通して、そよ風が吹き抜けてゆく。
田舎でもそうだった。
畳の間から、土間へ涼しい風が吹き抜け、そして自然の香りと心が一つになる。
家も、自然も一体だった。
それは、周囲に豊かな自然がなくてはありえない。
私がこの地に居を定めたのも、田舎の良さをよく分かっていたからである。
そして、その中で子どもたちに育ってほしかったからである。
今、30代~40代の若い人たちが田舎に住むケースが増えているという。
(今朝の日経別刷り「NIKKEIプラス1」14頁)
賢い選択だと私も思う。
デジタルテレビは所詮、幻の世界。
しかし、豊かな自然のある世界はデジタルではなく、リアル世界。
人は、リアルな自然のある本当の豊かな世界でこそ、五感を通して心身ともに豊かにすくすくと成長できるのだ。
そして、そこに住んでいる豊かな心をもった人々が、人の心をさらに豊かにできるのだ。
心豊かな子どもたちを育てたいと思ったら、豊かな自然のある地域で子育てをすることをぜひお勧めする。
そして、子どもたちに本当の世界を教えてほしい。
リアル世界(自然)には、リスクもあることを。
そして、どうしたら、そのリスクを乗り越えられるかを体を通して学ばせてほしい。
朝から、その花の蜜を求めて、アゲハチョウ、カラスアゲハ、花アブ、しじみ蝶・・と次から次へと飛んでくる。
遠くの林からはツクツクホーシがゆく夏を惜しんで、競演している。
ミンミンゼミも負けてはいない。
我が家のリビングからそうした庭の様子と、蝉の鳴き声を聞いていると、ふと40数年前にタイムスリップする。
確かに、父の実家の広い畳の間で、昼寝しながら聞いていたあの時間と同じなのだ。
子ども心に、なんて田舎って豊かなんだろうと体を通して実感していた。
心と体が、自然の豊かさを感じ、すくすくと育っていくのを感じていた。
今、40数年の時を過ぎ、あのときに戻ることができたような安心感がある。
それも、都会から1時間程度のところでその贅沢を実感できるありがたさ。
庭から、システムキッチンのドアの網戸を通して、そよ風が吹き抜けてゆく。
田舎でもそうだった。
畳の間から、土間へ涼しい風が吹き抜け、そして自然の香りと心が一つになる。
家も、自然も一体だった。
それは、周囲に豊かな自然がなくてはありえない。
私がこの地に居を定めたのも、田舎の良さをよく分かっていたからである。
そして、その中で子どもたちに育ってほしかったからである。
今、30代~40代の若い人たちが田舎に住むケースが増えているという。
(今朝の日経別刷り「NIKKEIプラス1」14頁)
賢い選択だと私も思う。
デジタルテレビは所詮、幻の世界。
しかし、豊かな自然のある世界はデジタルではなく、リアル世界。
人は、リアルな自然のある本当の豊かな世界でこそ、五感を通して心身ともに豊かにすくすくと成長できるのだ。
そして、そこに住んでいる豊かな心をもった人々が、人の心をさらに豊かにできるのだ。
心豊かな子どもたちを育てたいと思ったら、豊かな自然のある地域で子育てをすることをぜひお勧めする。
そして、子どもたちに本当の世界を教えてほしい。
リアル世界(自然)には、リスクもあることを。
そして、どうしたら、そのリスクを乗り越えられるかを体を通して学ばせてほしい。