リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

和のすすめ(44)白蓮や ゆらす緋の鯉 何処かへ:bya ku re n ya yu ra su hi no ko i i zu ko ka e

2016-07-09 22:18:12 | Weblog

 

白蓮や
ゆらす緋の鯉
何処かへ

びゃくれんや       bya ku re n ya
ゆらすひのこい    yu ra su hi no ko i
いずこかへ         i zu ko ka e

 


 

白蓮は、文字通り白い蓮の花。

緋の鯉とは、赤い色の入った鯉のこと。

何処かへは、どこかへの古い言い方。

 

蓮の花は本当に美しい。

仏陀にも例えられる。

その美しさにしばし、見とれていた。

 

すると、突然白い蓮の花が大きく揺れる。

何かと水面に目をこらすと、白地に緋色の入った鯉。

これが、私の見つめていた、美しい白い蓮の花を揺らしたのだ。

花をゆらす緋鯉に、私の心も揺れた。

 

しかし、花を揺らした鯉は、池の土色の水に隠れて、何処かへ行ってしまった。

静まりかえった水面に白い蓮の花が、元のように美しく咲いていた。

 


 

あなたは、和の国へいらして何に感動されましたか?

俳句にして残しておくと、情景をいつでも思い出すことが出来ますよ!

ほんの一瞬の時間を。

そして、誰にでも伝えることが出来ますよ!

日本語ならば。

 


 

多分、日本語を話される方には、この句だけで情景を思い浮かべることが出来ます。

しかし、わかりやすく俳句写真にしました。

日本語をマスターすれば、写真は不要でしょう。

 

芭蕉のように矢立(筆記用具)と紙があればokです。

いや、紙さえ不要でしょう。

あなたの頭脳さえあれば。

 

さあ、和の国で俳句を作って、日本語を楽しみましょう!