リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

和のすすめ(81)秋暁や山の端つづく車窓越え:syu u gyo u ya ya ma no ha tsu zu ku sha so u ko e/JR車内からの夜明けのスペクタクルを楽しみませんか?

2017-11-22 16:06:58 | Weblog

 

秋暁や            

山の端つづく

車窓越え

 

しゅうぎょうや     syu u gyo u ya

やまのはつづく     ya ma no ha tsu zu ku

しゃそうこえ      sha so u ko e

 


 

秋暁(しゅうぎょう)というのは、秋の夜明けのことである。

東京を環状に巡る、JR武蔵野線の夜明け前の車内からの景色は絶景である。

夜明け前、これから日の出を迎えようとする時間帯は、JRの電車が走るパノラマカーになる。

 

夜明け前の時間帯は乗客がそれほど多くないので、座ったまま反対側の景色がよく目に入ってくる。

 

今までも、美しいとは思っていたが、冒頭の俳句で詠んだ景色は素晴らしかった。

秋になって、いつもより空気が澄んでいるからである。

あまりにも美しいので、iPhoneで写真に撮るのさえ忘れてしまった。

 

イメージが近いものを選んで、俳句写真にしたが、この写真は旅客機なので窓一つからの限られた景色である。

ところが、この句の景色は、山の端が夜明け前の空にくっきりとして、しかもそれが列車の対面する窓すべてにわたって広がっている。

いや、列車全体をまるで包み込んでいる。

しかも、列車は走っているので、山の端の稜線が刻々と流れていく。

 

地球という巨大なプラネタリウムの上を、列車に乗って移動しなら夜明けのスペクタクルを楽しむ。

こんな贅沢があるだろうか?

しかも、格安の料金で。

 

上の句でそうしたイメージを読者の皆様に、十分伝えることができたでしょうか?

 

あなたも和の国へいらして、この素晴らしいスペクタクルを楽しみませんか?

 

(^J^)