リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

システムキッチンができると、いて楽しい居室が一つ増える

2006-07-16 02:00:19 | Weblog
昨日の朝、妻とリフォームのことで口論となった。

土間を広くして、前のキッチンと同じ高さになったところに洗濯機を置いた。

使いやすく、すごくいい。

ところが、妻はこの上に、ホームセンターでラックを買って来て、洗剤などを置こうというのだ。
私は、大反対した。
システムキッチンの意味がないからだ。
システムキッチンは、不要なものは収納して、きれいに見せるだけのものではない。

ここ、2、3日食事した食器を洗ったり、油でギトギトした食器を自動食器洗い乾燥機を使ってきれいにしたりしていて気づいた。
そうした、家事を気持ちよくすることができることがキッチンの役割であるけれど、それ以上の意味がキッチンにはあると。
キッチンは、コムフォタブルなところなのだ。

いて、気持ちよい。
それだけで意味があるのだ。

そこに、ラックを買ってきて洗剤を置いたりするのは、コムフォタブルな精神に反する。

もともと、システムキッチンに入れ替えるとき、元のキッチンの問題を解決しようと考えていた。

それは、流し周りのカウンタートップ以外、平面をつくらないということだ。
床に平行な平面があると、どうしてもものを一時置きたくなってしまう。
しかし、一時が常時になるのに、さほど時間はかからない。

最初は少しでも、やがて山積みとなり、奥から手前までぴっちり置くことになる。
奥は見えなくなり、何が入っているか分からなくなる。
そして、最後は段ボールのまま山積みされて、手前のみ開封されたスーパーマーケット状態になってしまう。

こうなるともう終わりである。
山積み状態は、そこだけで終わらない。
床にも広がる。
そして、我が家では土間まで広がったのだ。

そうなると、もうキッチンにいるのがいやになる。

そう、キッチンはきれいな状態で使えば、もう一つの居室になるのだ。
しかも、そこには、水、食料、IHクッキングヒーターや電子レンジなど調理器具など、コムフォタブルな生活に必要なものは全てそろっている。

家事が楽しくなるだけではない。
自分でやるから、母も妻も楽になる。

そして、自分でやってみて気づいた。
30年分の油汚れをとるだけでも、結構労力はかかる。
もちろん、自動食器洗い機がやってくれる。
しかし、それを棚に使いやすく収納していくことは、楽なことではない。
自動食器洗い機を使い始めて、やっと段ボール箱2箱目に入ったところである。

こうしたことは、自分でやってみなければ分からない。
その苦労を知ることが大切なのだ。

苦労を体験することで、人間関係もよくなる。
しかも、いて楽しい居室が一つ増える。
システムキッチンの最大の効果だ。

妻には、簡潔にしか話す時間がなかったが、昨日帰宅したときにはラックはなかったのでこのことは分かってくれたのではないかと思っている。




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