和のすすめ(80)チュンチュンと柿の実つつくすずめたち:tyun tyun to ka ki no mi tsu tsu ku su zu me ta chi/KAWAIIを俳句で表現してみませんか?
チュンチュンと
柿の実つつく
すずめたち
ちゅんちゅんと tyun tyun to
かきのみつつく ka ki no mi tsu tsu ku
スズメたち su zu me ta chi
朝起きて、雨戸を開けると庭の柿の木から、すずめたちの賑々しい「チュンチュン」なく声が聞こえる。
見上げると、熟したわが家の柿の実に集まったすずめたち。
順々においしい柿の実をつついている。
日本語はとても便利だ。
オノマトペがたくさんあって、すずめが鳴く声もチュンチュンと俳句(HAIKU)に書き込むだけで、鳴き声を読者に伝えることができる。
もちろん、スズメだけではない。
豚ならブーブー。
鶏なら、コケコッコー。
牛なら、モーモー。
山羊なら、メーメー。
いろいろなオノマトペ(擬態語・擬音語)があって、すごく便利で表現力があるのが日本語だ。
この句も、チュンチュンと表現するだけで、すずめたちがおいしい柿の実に群がっているようすを一言で表現出来てしまう。
しかも、すずめたちの可愛らしい姿や様子まで。
いまや世界語になった、"KAWAII"を一言で、「チュンチュン」と表現出来てしまう。
さるなら、キャンキャンだし、
鈴虫なら、リンリン。
さあ、あなたも和の国へいらして、日本語のオノマトペを使って"KAWAII"を日本語の"HAIKU"で表現して見ませんか?
そして、一生残る思い出のポエムにしてみませんか?
日本語の漢字やひらがながわからなくても大丈夫 (^J^)
アルファベットで、
tyun tyun to
ka ki no mi tsu tsu ku
su zu me ta chi
と表現しても、立派な日本語のHAIKUです。
日本語は音(SOUND)が大事なのです。
何よりも。