昨年の5月、東北地方を廻っていた時、JFT理事長佐古田修一氏が亡くなったと携帯に連絡があった。
今日、知り合いのブログを見ていて「釣りサンデー」の小西和人氏が亡くなった事を知った。
今日の釣り技術を高めた人達だ。
釣りを競技としてスポーツフィッシングへと導いた佐古田さん。
釣りの文化を広めた小西さん。
今でも会社には、釣魚図鑑(釣りサンデー)が鎮座している。
今の名人達の殆どの方が、なにがしらの影響を受けているといっても過言ではない。
釣聖達の「おくりびと」として私たちが何ができるのだろうか。
不況の中、釣りも例外無く影響を得ている。
釣りのレベルは科学的に解明されたり、今まで「だろう」であった事が映像で証明され高く高く高く高止まっている。
釣り竿の値段も、一般人が手に届かない金額になってしまった。
手軽に遊べる値段では無い。
釣りを盛んにした方々が望んだ方向だろうか・・・・
私は、釣りを一般に戻したい。
竿の材料のカーボンは殆ど変化しないのだが、カーボンを固めているレジンというものが・・・
今後、高い鮎竿を元の状態へ・・そこまで良くはならないが、充分使える状態まで簡単にできる方法を伝授します。
古い鮎竿を直して、新人へプレゼントする→釣友が増える→鮎師が増えると→共に楽しめます。
釣りは楽しむもの、そして釣った魚は美味しく食べて頂くもの・・
私の釣りへと導いた戦後の釣り名人達、その養成講座の釣聖たちへ「感謝」の気持ちを捧げます。