全国の放流河川で、人工産(累々と代を重ねた鮎)を放流した河川は、冷水病に悩まされている
海産の鮎は、冷水病にかかっても死に難いというデーターから、海産鮎をベースに累々と代を重ねてきた
結果、エサを良く食べ、その為体格が良く、育てやすい鮎が誕生した
性格は、仲良しこよし・・・本来の鮎が、縄張りを形成し他の鮎を排除する行動をとるのだが・・・
その為、通常の竿釣りでは掛からない鮎になってきたのだ
冷水病に強いと云われてきても・・・実際、池の水温が17度になった時
F1の鮎と比べ、数多くの鮎が死んでいた
自然界では、0.・・%しか生き残れない天然鮎
養殖と比べ、元気印しか生き残れない・・・
厳しい条件をクリアーした鮎しか、遡上できない
天候不順が続く昨今、川の水温が17度になった途端、鮎は淵で入院生活に入る
今まで見えていた鮎が、見えないと騒ぎ出すのが、水温17度だ
時が経ち、水温が23度になった頃、淵から退院する鮎が瀬に出歩くようになる
長い入院生活を送る間に、多くの仲間が病(冷水病)に倒れ逝ってしまい数は激減する
放流しかできない河川は、天然遡上の鮎を放流したら、遅くなっても必ず釣人を楽しませてくれる河川となるのだが
この天然鮎とは、海産だけでなく琵琶湖の河川に遡上した鮎も含む
今、元気な河川の多くは、天然遡上が多くみられる河川だ
水温が一定で低い状態が続く条件では、年越し鮎が見られる
台湾の標高1800mの河川では、年中釣れるという
鮎師が夢見る場所だ!
今、琵琶湖産鮎を釣りたいのなら・・安曇川へ
沢山遡上し過ぎてあまり大きくなっていないが・・・数釣りは楽しめると報告があった
秋田県の川も良い
近くでは、やはり高津川だろう
40、50匹は当たり前???
沢山の鮎が、私を待っている??
ようやく、体のトゲが取れたみたいで
帯状疱疹の傷跡が、チクチクヒリヒリするのが収まった
しかし、お盆で息子たちの夫婦や娘も帰って来る
冷凍庫の美味しい鮎在庫は、未だ0
そろそろ行ってみるか