10月20日(日)広島市安佐南区口田南沖の太田川で、高知の高橋先生の指導の下、産卵床造成工事が行われた
広島市と太田川漁協がタッグを組んで、100万匹の天然遡上を目指しての取組だ
一昨年、少し下流でも造成工事を行った
昨年は、鮎がGood!
しかし、昨年の造成工事は、高橋先生抜きで行われた
その結果、今年は・・・
よく耳にするのは、「わしら~昔から産卵場を造って、やりょった(釣りをしていた)」
これは、石を磨いて産卵時期の鮎を寄せて、ハリで掛ける漁のこと
産卵場造成とは、鮎が安心して気持ちよく産卵出来る環境造り
生んだ卵が、孵りやすいように工夫した造成工事です
今回の造成工事で一番心配したのは・・・
造成工事は、うまくいったが・・・
『親鮎がどれだけ残っているか』である
工事中、鮎が水面を飛ぶ行為を殆ど見ていない
鮎は、居るには居るが・・・絶対量が少ないと思われる
安佐大橋から下流は、全面禁漁になっている
しかし、その橋の上では釣り人が竿を振っている
橋を境にして、釣りが出来るできないは、鮎には判らない
だから親魚を放流しても、橋の上流でハリに掛かっている
出来れば『10月15日から全面禁漁』という声が、組合員達から上がっていた
その通りだと思う
組合員全体が、志を同じくして取り込まないと、太田川のアユ漁の未来が怖い
こぶし以上の石を、取り除いた
今回はブルトーザーが、大活躍
水底を平らにする工事には抜群の威力を発揮する
しかし、このブルトーザーの保有数が非常に少ないと聞いた
皆さん公募での参加!
嬉しいですね!
川ガキになって、未来の釣人になってくださいね
川に入らない子は、小石を川に投げ込んでいます
滋賀県でこの放送を見たという連絡がありました
産卵床造成が全国に広がって、各河川を真っ黒になるくらい遡上してくれれば・・・
夢に終わらない努力を、みんなでしましょう