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友釣りを世界文化遺産登録に申請しては

2018-01-13 14:26:42 | ブログ
友人たちとの新年会のおり
山口の養蜂家の方から
「鮎の友釣りって日本独自の釣り方ですよね!」
「そこでその友釣りを、鮎バリ専門メーカーのマルトの社長さんが、世界文化遺産に登録申請してみては」
驚きの話しでした
長く、釣り具業界に身を置いていて、考えもしなかったこと
釣り業界とは、無縁の方からの投げかけ
色々と行政と関わって
行政の目は、漁民に向けても
遊漁(釣人)には・・・・
遊漁は、趣味の世界、遊びの一つという認識が強い
だから、なにかトラブルがあると【締め出せばよい】という結論が先行する
確かにマナーが、悪い釣人もいないことはない
釣り場を独り占めをして、後の人を排斥したり
日中堂々と学校の前で、鮎タイツの着替えで素っ裸になったり・・学校から警察に通報
周りが見えていない、釣り場では一般常識欠如する釣人もいたりする
釣りが上手いからと言って、周りからちやほやされ天狗になってしまったり・・
実際、私自身近づきたくない方もいる
その人たちの意識を変える?
もう遅い方もいるかもしれないが、申請という話題で変化が生ずるかもしれない
友釣りとは、もはや説明する必要もないが
鮎を囮に使って、野鮎を挑発
襲いかかった野鮎を、囮に装着?したハリで引っ掛けて釣り上げる釣法
生きた魚をエサにして釣る釣法とは、全く異なる
また、掛けた野鮎を囮として使う循環の釣り
囮を思うように操り、野鮎のいる場所に行かせ
挑発の方法も色々と発案されている
こうした釣り方は、世界広しといえども聞いたことが無い
日本では一般の方から見ると、長い竿で川に入って釣りをしている夏の見慣れた光景
わたしが、専門学校で釣りの文化を講義していて、鎖国政策によって日本独自の釣文化が発展していった歴史
当然、専門知識が豊富な『鮎』の講義は充実・・と、自負しているが、生徒は??
昨今の友釣り道具の進化は著しい、しかし基本の囮を使った鮎釣りは変化していない
ルアーと言ったものも市場に出ているが、偶然性のもので、囮がダメになったから使用する程度の認識しかない
今まで釣人は、釣文化を背負っているなんて思った事もないと思う
行政、地域、釣人の意識改革を促すには、『世界文化遺産登録』という文言は良い響きを奏でる
その響きが、他の魚種の釣りにも伝われば、釣人全体の地位向上+マナー向上にも繋がる
その話を聞いた翌日、(公財)日本釣振興会中国地区支部事務局から電話があった
次年度の行事内容の確認だった
電話の最後に、この話を切り出した
地区支部長に伝えてもらい、本部に相談してもらってほしいと・・・
申請する事だけでも、釣人の意識改革に繋がれば
しかし、新年会で真剣な眼差しでこの件を言われた時
実現すれば・・・
ご助言ありがとうございました

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