○広川太一郎氏の訃報。合掌。そんなに歳だとは思ってなかったが、ご病気で、また一人貴重な声の人が去り、本当に残念なのだ。が、どうも朝からインターネットのあちこち、どこを見ても書かれてるのがみんな「ええっショック、なんちゃって、このこの」「こりゃまた驚きももの木さんしょの木」「もう本当に心からご冥福をお祈りします、とかなんとかいったりなんかしちゃったりして」みたいなのばっかりだったりして(爆)。いや、それだけ凄いインパクトで人々に愛され心に深く残っているのだろう。昔の「世界の料理ショー」とかミクロ決死隊のアニメとかが見たくなった。
昨日の続きでBLACK LISTのPV集を見ているのだけど、もう何かのパロディというか「罰ゲームすか」的に(笑)凝って作ってるのも確認。笑ってしまってすまん。前にテレビで見たシングルのPVはそれぞれ単発だったが、いろいろつながってたのね。関西人てのはどうしても笑いが入らんとあかんらしいような気分も再確認。確かに、ラジオとかでも、関西のビジュアル系の人ってしゃべりだけ聞いてたら、曲知る前は最初ほんとにお笑いの人かと勘違いしたもんな。東京もんの若いもんのしゃべりが確かにそういう意味ではちょっと気取ってスカしてるように聞こえるというか、肌触りの違いのようなものはあると思う。が逆に、東日本のもんからすると、関西から西、九州もそうだが、この西日本の「愚(おこ)の笑い」の、拭っても拭いきれないDNAに染みこんでる伝統みたいなのは凄いな、と思うときがある。生まれも育ちも生粋東日本人と思っていた自分も、福岡というか、西にしばらく住んでいて「自分が笑われるアホとなる瞬間の微量の快感」みたいなのが、だんだんようやくわかってきたような気もするのだ。遅いけど。これね、確かに昔、仙台に住んでた時には、ちょっと無かったな、この感覚。その手の笑いに対しては、北の人は、そう簡単には笑わなかったし(笑)笑うときはもっと別のところで、安心して笑うところがあったような。笑いの速さや反応の風土の違いが存在するように感じることは、時々ある。それを学ぶために来たようなところもある。(20080309)
