「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20080323

2008-03-23 | 矮小布団圧縮袋

○少年倶楽部(NHKBS2)を留守録していたため、会社から戻るとつけたテレビがBS2のままで初代仮面ライダー特集(爆)で見てしまう。30分番組なのに今見ると映像効果も濃いというか。やっぱり怪人は夜出るものだよな。確かにサラセニアンは顔だけでなく食人植物だから子供には人間が食べられるシーンがリアルで怖かったのである。っちゅうかこれごっこで遊んでる世代の男子が自転車で塀つっこんだりするという有名な話は聞くのだが、自分なぞもこれで近所の連中とたびたび砂山から落下して、頭蓋骨陥没したり眉毛切ったりしてるのだ。って世代ではある。エンディングが空で歌える…だけでなく、そのバックで流れてる戦闘員との戦いポーズもフリでやっていたため、どこぞのギタリストの話ではないけれど、バイクで林道をつっぱしり山奥の採石場とかダムとかに迷い込むと、つい戦闘員が居る秘密基地ではないかと心が弾んでしまうのは、自分も同感だ。そういえばファンタスティポの時もびびったが、宮崎哲っちゃんが出演していた当時の少年くらいの歳だとして、それと並んでてもあんまり前とイメージが変わらない藤岡氏ってなんかよくわかんないけどすげえ。宮内洋って人も強烈だけど。あと、戦闘シーンのBGMが菊池俊輔氏だからどこか東映の時代劇風なことも思い出す。ほら特捜最前線とか暴れん坊将軍とかそーゆーの。別に懐古主義というのではなく、真面目に創られたものに対する敬意である。いや、その「ショッカー」みたいなやつ、子供の頃はそんなんあるわけねーだろ程度にしか思ってなかったけど、そこに喩えられていた支配欲と拝金主義で人を不幸に落として自分は利益得て安泰みたいな存在のやつ、昔から今まで本当に居て日本も世界も歪めてちゃってたりしてるから。原作者の批判とか、大人になってみるとわかること、子供の時わかんなかった読みができる、って意味では、再読って大事なのかもしれない。
 チャンネルをニュースに戻すと、荒川沖駅の白昼の通り魔事件が流れている。石ノ森章太郎が予見した以上に現実世界は恐ろしいことになっているのだ。刃を人に向けるか、自分を殺すか、どちらかに向かって人間の破壊力は爆発する、などとうちの上司なども言っている。

 サイクロンは後ろ、マフラーからいつも赤い火噴いてるのが、35年前から心配だった。…はっ、まったく全然忘れていたけど、今自分がバイクに乗ってるのも、まさかこれテレビ見てたのが潜在意識にしみこんでいるからとかか??(20080323)
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