○…突貫工事で原稿作成継続中。
先日からMozartと、「ルイス警部の舞台裏」の音声をLINE INでmp3化して落としたものをシャッフル君に詰め込んで、BGMにしている。別に英語がよくわかるってわけでもないのだが、モース警部の一場面の紹介で、ルイスが怒って「あんたは傲慢だ!」とか言うときの「…bloody arrogant!」という単語の発音が耳に残って、そこでふと思う。
「elegantとarrogantって、ちょっと口の形を変えるだけで、大違いなんだなあ」
その上、elegantな人は稀有で、arrogantな人はいっぱいいる。そういうのを、「劣悪な環境」という。
本日のBGM: トランペット協奏曲 in E♭major 第2楽章 /フンメル
「ルイス警部」第一話「数学殺人事件」の中の場面挿入曲というか、その演奏者の性格をしのばせる演奏シーンで用いられている。こういうのに毎回感応するのは、どちらかというとモース警部の役回りだったように思うが、今回ここでルイスがはっとして立ち止まるのが、この曲である。Mozartのような知名度ではなく、知る人ぞ知る、しかし作曲者名は知らなくともその旋律が一度耳に入ってくれば、殊更にクラシックファンでなくとも誰でもふと心惹かれて穏やかな気持ちとなり、立ち止まるであろう、という美しい曲なのが、使われていて効果的だった(で、やはり「誰の曲?」って訊く展開になっていくのだ)。確かにこの曲を聴くと、Jazzとは全然違った意味で、一度トランペットという楽器を習ってみて吹いてみたくなる、というのは納得。(20101108)