「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120312

2012-03-12 | 矮小布団圧縮袋

○本日のBGM: 引き続きたれぱんだとキイロイトリがご紹介する一枚
 Bamboo Houses / David Sylvian, Ryuichi Sakamoto (「A Victim Of Stars 1982-2012」、Virgin CDVD-3097 (2012.2.27.))
 昨日に続き、ベスト盤が何と新譜という(爆)しるびあん先生が熱い(><)。まさか御誕生日企画とかですかっ(←2月23日が近いし^^)。久々にシングル盤を集めた集で、坂本龍一先生とのコラボBamboo Houses もBamboo Musicもリマスター音質で出てます。前の「Everything and Nothing」などと比べて、今回の集はDisc2にもまた再発見があるのだが、わりとDisc1の方に80年代のわりとPOPなものが多く入っていたりする。確かにこのへんの頃の曲やらBrilliant Treesのあたりは特に、初めてCDを買ってから20年以上たっていて、LP盤だとよい音だったはずなのだが(LPの盤も再生プレイヤーも手元にないし)、かといって古いCDだと今再生してもどうもあまり音質がよろしくないものがある。そのため、特にmp3で聴く人の便もあってか、ダウンロード販売と、こういうCD再発企画が多いようである。ただCD再発ならこういう「デヴィッド・シルヴィアン様式の美麗ジャケット」(笑)がおまけ(アイドルですかっ><)だから、誰得と言われれば俺得か。フレーズはどこかPOPであっても音が当時からオリジナルすぎるのと、「地味」なのでその頃の雰囲気的な「流行り」のPOPとはちょっと別の「斜め上を行く」音楽だったのだが、今改めて鮮明な音で聴いて改めてその素晴らしさに心ときめく。Red Guitarなぞ全然古くなくて新しいのである。Let The Happiness Inなどに至っては正直1987年頃、まだ幼かった?自分などは、この地味な曲がどうしてシングルに?ぐらいに疑問に思っていた方だが、今聴くとその音楽の(全く一過性ではありえない)普遍性に驚く。春寒の砌にしみじみと聴くべき良い曲が多い。POPじゃなくて古典だったのか実は。(20120312)



コメント