○(東京出張中の・その4)高幡不動尊の楼門の前。今年の七夕飾りは、奇しくもここからお届けですね。

それにつけてもさすがに新撰組な観光地ですわね(笑)キイロイトリが佇む不動尊の山をバックに「土方歳三うどん」(ど、どういううどんなのかな…)の幟がありますw。門前町の商店街、ここもまだ早朝なので土産物屋さんもちらほら、以前の大河ドラマのジョン健ヌッツォなテーマ音楽をBGMに(なぜかどこからかさりげなく流れてくる・爆)そろそろ少しずつ開店し始めている状態なのですが、開く前のシャッターにも近藤さんや土方さんが…

キイロイトリ「コノカホニ ピントキタラ 110バン?」←ちがうってww
○本日のBGM:
Me Jedyne Niebo / Pat Metheny & Anna Maria Jopek (「Upojenie」WPCR-75651 2012.1. )
ラルクのトリビュート企画盤→クレモンティーヌ→ときて、さらに仙台行が功を奏して今再度作業中BGMで絶賛再評価聴き直し中なのが、同じカバー物ならカバー物でもPat Methenyさん物(前にもしばしば書いているとおり、パット・メセニーじゃなくてメッスィー二さんらしい発音なのだが、うちはおなじみの「メセニーさん」でいいよ、もうw)である。
今年2012年1月東京の実はちょいと来日公演の時の記念盤企画?で、邦盤(2012)が発売されたアナ・マリア・ヨペックさん。Pat Metheny Groupの「あの有名な曲」がいくつか、ポーランド語のvocalのカバーで入っていて、しかも「Methenyさん本人まで来ちゃってノリノリですよ!」(Youtubeでワルシャワライブ映像見た勢いで、つい買ってしまった・笑)な一枚。もともとPMGの持っている「実はある面、とってもPOPな」一面が、こういう「歌もの」になると増幅される(本領発揮?)のだな、と改めて思った。
このM-12はAnother Life(「Speaking of Now」)のカバー。(原曲はリチャード・ボナさんやCuong Vuさんたちの「あの」Vocalが目立つイメージの曲だったから)最初聴いた瞬間「あれ、何だったっけ?」と思ったが、なに何のことはない「あそこ」に歌詞をつけて歌っていたのかとすぐ判り、そういう方法があったかと、改めて「メセニーさん」の「美メロ」の力に横手を打って納得。メロディが際立ってきたらなんかモリコーネの映画音楽的にすこぶるお洒落なボサノバみたいになってしまった歌(笑)のその耽美なvocalの上に、21世紀のさらなるMethenyさんのぴろぴろguitarが紫雲たなびくがごとく重なっていくのも、また新たな一興。
このJopekさんによるカバー曲は総じて、「ついておいで(Are You Going with Me?なんだろうけど、渋い邦題だw)」なんかも全体的にしっとりとしたエスニックなアンビエントさが漂うリズム体のアレンジになっているので、今風なPMGのエッセンスを捉えた(=一曲が「長すぎない」w)再解釈として面白いなと思う。(20120707)