「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120914

2012-09-14 | 矮小布団圧縮袋

○台風が近づき、午後から雨と雷が断続的にやってくる。(田舎の建築前のキイロイトリです)

 このところじわじわと只ならぬ不穏さで伝わってきているのが隣国関係の情勢、のみならずYahoo!アバター終了の問題(10月末までだとか)である。自分も携帯でMy Yahooのメールチェック位しか使わないので気づくのが非常に遅かったけれども、頻繁に更新して衣裳を集めて飾っている人でなければ、まだ知らない人も結構いるのだろうか?ゲーム類をモバイルでするという生活習慣が全くない(今後する気も皆無な)自分は、せいぜいヤフオク(最近は古本屋を使うことが多く、それほど頻繁には使わない)のプロフィール欄埋め程度に、無料素材だけを合体させて仮自己紹介人物像を一つ二つ作っておいてた位で済ませているのだが、問題は、結構ポイント貯めたり有料で支払って買って飾っていた人や、(※自分はこのgoo blogでは自分で撮影した写真をプロフ紹介に使っているわけだが)アバターならアバター画像に自分の表現主体としてのかけがえない「顔」のイメージを代表させていた人も、いるんじゃないの?ということだ。終了後でもプロフ画像の一つか二つ位、それまで自己紹介欄に使ってたやつなんかだけでも、続けて使えないのかな?それと、Yahooのアバターというと、企業やアーティストの「記念」アイテムなんかもあったからね。例を挙げるならば2007年にはL'Arc~en~Cielのアルバム「KISS」にちなんだ(http://avatar.yahoo.co.jp/special.html?c1=tieup&c2=music&c3=larc)無料ロゴ背景だけでなく、有料アイテムでラルクのメンバーのコスプレができる上下や小物と楽器アイテムが売られていて、買ってクローゼットに入れてる人もかなりいると推察されるのである(人のプロフ画面で着てるのを見たこともある)。今回終了というか廃止ということは、自分で買ったものが自分のページで使えなくなる、ってことでしょ?とりあえず「借り物」であり「借用料」だったのだから、終わるときもあるのだ、とはいえ「物」ならば人として返す訣別の作業の時間と手間の心の準備があってこそ、であり(ブログでも書いた人として、「言葉」テキストを保存しますわね)…それが告知も突然だったようで、前日まで有料で買っていた人もありだから、かなり苦情が殺到し、抗議署名等も起こっている模様とか。多分利用者数だって膨大なはずだ。
 このような絵だの言葉だの音楽だのという人間のイマジネーションに関わるものは、決して物理的にそのものだけで「お腹いっぱい」になるものではない。しかしそういうものが「人の心を動かすことによって、生き死ににつながる」ことはありうるものだ。依存してはいけない、という言われ方もあるが、心の働きを阻害できるか?それが精神的に深く傷を残したり、動かし方によっては幻影が新たなコミュニケーションを生み、場合によっては操作し操作されることもあり、社会の広い範囲に深く影響することだってあるだろう。人の心あってのもの、「目に見えない」ものに対して、無神経な経済学と経営学は、もはや(時代遅れというだけではなく、普遍的な意味でも長期的歴史的にみても)いずれ自滅の道を辿るのではないか?…などと、非常に考えさせられる。どちらかといえば、こういう一見細かそうだけれどちょっと考えればすぐわかりそうことに無神経なわりに「心のケア」「絆」などという形骸化した殺伐とした用語が連発されるような風潮に、虫唾が走るわけである。こだわりの大小はあれども、ネット上では先月末からざわざわと騒ぎになっているようだ。リアルでニュースにはなっていないのだろうか?Yahooのブログは使っていない自分は、ひとまずプロフ画像程度でも自分のPC上にとっておこうかなと思っているが、どうなることだろうか。

本日のBGM:
 想い出のサマー・ブリーズ /田中星児 
 グッチさん映像をあちこち見ているうちについ、従兄の星児お兄さんの方にビューティフル・サンデー以外にも珠玉の洋楽カバー曲がたくさんあるのを知ってしまった。ほんっとに歌声が素晴らしくときめいてしまう。元歌はシールズ&クロフツ(Seals & Crofts)のSummer Breeze(1972)で、アイズレー・ブラザーズ(Isley Brothers)のねちっこいファンキーなカバー曲も有名(「3+3」←元歌じゃなくてこっちの方を、聴いたことがあるのではないかと思う)。この絶っっ対「洋楽」な、「日本の歌じゃありえない」旋律とコード進行でもって、そこへ日本語歌詞が「台所で彼女がごはん作って待ってる」みたいな妙な渋い話(原曲もそうらしいんだけどw)だと、ウエットなのかドライなのかわけわからずなんかギャップにどぎまぎして泣けちゃうというか(爆)(20120914)
コメント