「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120925

2012-09-25 | live2002-2025


○朝から普通に出勤し会議の連続で、それでもってようやく、意識が少しずつ日常に戻っていく感じ。それにしても脳内で繰り返す大量の様々なフレーズを思い出すにつけ、この夏もまた、移動中BGMのなんやかやで、ひょんなことからたどりつく異様に広範な「古今東西名曲の旅」を彷徨しちゃってる、てな感じですね。いい歌っていっぱいあるんだなあ。面白いのでいいんですけど。

本日のBGM:(つづき)
 届かない花々~涙色の空 / 沢田研二 (「Croquemadame & Hotcakes」、「涙色の空」)
    ※(じゃ、キイロイトリの写真で、ちょっと空模様の怪しいやつを・笑)

 「恋の山手線」のくだりで「柳亭痴楽はいい男、沢田研二やアラン・ドロン、それよりぐーんといい男、…」というバリエーションが(「鶴田浩二や錦之助」なんかの他に)存在していたのかどうか?は不明wwだが、1970年代頃で「猫も杓子も~」の枕詞みたいなフレーズ?に続く「~」の部分にあてはまりそうなもの、と言う意味でなら、そのへんの喩えがあったとしてもおかしくはない(笑)ように思う。そして子供の頃にテレビなどで見ていて、上記の2人のように「ちょっと危なくていけない=悪い感じのするスター」というのは、映画やドラマの演じる役のイメージでも大概「長生きしない=若くして美しいまま死んじゃう」感じがしたものである(所謂若くて先鋭的なロックミュージシャンが、中高年まで生きてるとは全然想像できない、みたいなイメージである)。
 …と思いきや、その後20年30年たってみたら、案外普通?の人の方が病気や事故で意外と早く亡くなったりし、そして上記のような人の方が結構長生きしていたりする、というのが実際のようだ。だからジュリーが21世紀までこうして生きていて、その道を選んでこつこつ歩き続けて、まさかこのような歌を我々に贈り届けてくれるなんて、という、その志を感じた時、(小学生の頃には将来そんな感じ方をするなんて全く予期しなかった、そんな思いに到り)素人ながらちょっと、じわっときた。昨日の生の(コンサートというよりも)ライブで、客席に多かったオジサマたちもその場で、わりとそんなふうに心打たれていたのではないか。日本という国には、ジュリーのような人もいるのだ。若年時よりも説得力の圧倒的なvocalによって「今」こそ聴くことができる渾身のロックバラード。ま、とにかくポテンシャルの高い名曲ですw。それで結構新しい歌であるところが攻めっぽくていい。(20120925)
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