「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20130414

2013-04-14 | 矮小布団圧縮袋

○午前中から天神を通る。気づけば、かなり初夏に近い新緑と、まばゆい陽光の降り注ぐ頃になっていた。会社の中の大掃除や、大気汚染やら花粉やら落下物警戒やら?で、すっかり閉じこもって外に出なかったような気がする。しかし、美しい季節…のはず。この一週間の寒さとの落差、そして月日の流れる速さ、うーむ恐るべし。


  

 折しも警固公園は「福博花しるべ」なるガーデニング・ショーの開催中だった。いやー、忙しくて全然、街中なんかに来ないうちに、こんなんやってたのか。知らんかった。偶然だが撮影できてよかった。


本日のBGM:
 Walk With Hitch / Danny Elfman (「Hitchcock Soundtrack」)
 ここ数日、こういう音楽ばっかしなんかよく聴くような気がする…と思ったら、昨日のWOWOWのティム・バートン映画でも流れまくってたダニー・エルフマンだった。全編基本オケでスリリングなところの雰囲気を高めるやつね。
 その映画、「ヒッチコック」を朝一で見る。また月曜早朝から本番作業もあり精神的にも物理的にも忙中閑ありとかでは全然ない時間の無さなのだが、缶詰続きの中、2~3時間位、やや外に出たい気もし、今日は今日で午後からだと天気が急に悪化するという予報で、動くなら朝早い方がいいと思ったからだ。実際行ってみたらこれも初めて知ったが、TOHOシネマズデイとかで¥1000円の日なんだそうだ。奇遇。

 「サイコ」の制作過程をやや脚色して芸達者な人々が演じている。ジャネット・リー役もヴェラ・マイルズ役も雰囲気を似せてたが、この映画だとただ美しいだけでなくてそれぞれの人々の内面も裏話的に見えてくるような面白さがありますな。これもドンパチではなく心理戦で、ちょっと後半が畳み掛け気味?かとも思ったが、バーナード・ハーマンの音の話とかシャワーシーンの逸話とか、有名なエピソードもいろいろあってわかりやすいだけでなく、意外と「なんだか奇妙にかわいい」(「かわいい」の使い方が違いますかね?)映画だった。
 特殊メイクで似せてるということよりも、アンソニー・ホプキンズとヘレン・ミレンだから人物の個性的な内面の方に一癖も二癖もあって、英国的な毒舌の丁々発止とか、「夫婦善哉」的なラブストーリーのところもあり。奥様のアルマが元々お料理上手というのもあるのだろうが(またカリカリトーストに卵のっけるのが出てきたぞ!)、この映画の中でも台所と食事がよく出てきて、それが展開の一種の「記号」のようになっている。
 とにかく冷蔵庫が気になる(「ソイレント・グリーン」でも「金持ちの家の冷蔵庫の中のちょっとくったりしたセロリ」が異常に気になったのと同じくらい・爆)。膨張気味のHitchの健康上、いつも食事や飲料は奥さんから注意されているのだが、事あるごとに「食べる」ものが状況を物語るwのもユーモラスだ。(逆に「さあ、気合を入れて、食うのよ!」みたいなところとかw。)それでHitchの理解されにくい、ちょっと怖いこだわりとか、いちいち「むひょーじょー」なのにいろんな気持ちを込めてそうな微妙な「目」とか。「劇場」調のナレーションのところもちゃんとあるしw

 「サイコ」はそれこそ土日の夕方とかにやってるテレビの吹替洋画劇場で何度か見たことありますよ(だからアンソニー・パーキンスといえば、西沢利明様(!)のかっこいい声で日本語でしゃべってる人だと思っている)。
  
 たれぱんだ「髪の毛黒くしたジェームズ・ダーシー君って、そーゆー好青年風なのにうろんな感じ(笑)に似せてましたね」(パンフ買ってきた)
 キイロイトリ「イキナリ ラルフ・マッチオ ガ キテ ワロタw」←少し前で喩えると秋野太作とか岡本信人的な感じですな。

 ※しかし、朝一で行って助かった。帰りに市場に寄って野菜を買い出して、昼過ぎに帰宅して休息&宿題&読書してたら、本当にずんずん曇ってきて突然大落雷、集中暴風雨が通過していきましたぞ。(20130414)
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