○それにしても、素晴らしい好天に恵まれて撮影したい気分だ。そこで用事のついでに、鹿児島市内の近代化遺産もお散歩(その1)してしまうことにする。ここはおそらく維新の傑人輩出の地ということなのだろう、市内にもかなり「探訪客ホイホイ」な、明治以降の建築のメッカのような場所があちこちにある。今日の用事は日帰りでもあり、あまり遠くまで行く時間はないから、近場で撮れるところだけにする。まずは電車で繁華街を通ってから、山下町付近で下りて
鹿児島市役所 市庁舎本館 〔昭和12年(1937))、大蔵省営繕管財工務局設計、大倉土木施工、国登録文化財〕鉄筋コンクリート造。本館ということは、現役で使われていたりするわけだ。デザインからしてモダン。旧戸畑区役所の時と同様に、昭和初期の地方の官庁の建物の独特の雰囲気をたたえている(昔の新潟県庁なんかはもっと流線型だったように思うが、とっとと改築しちゃったもんなあ)。
反対側から見ても。
むすび丸の写真は電車通りを挟んだ市役所前の広場側から本館の方を見たものである。ちなみに、撮っている時に突然やってきた電車が
おお!「鹿児島県警察」デザインでパトカーかと思って一瞬焦る(爆)ラッピング電車なのだろうが、どうもこの白と黒のデザインの車てのはどきっとする。視界に飛び込んでくるとその瞬間、すぐねずみ獲りかパトロールか何かか?とか思って反射的に緊張しちゃうものだから(運転する人の性・笑)
本日のBGM:
アガサクリスティ・ミスマープル シーズン5「チムニーズ館の秘密」(AXNミステリー、4/29 12:00~)
買物から戻ってつけたら、始まっていたのをふと偶然見た。エドワード・フォックスお父さんが出てるではないですか。うーん若いときから歳くったときまで一貫して渋い色気な感じだな。しかも、全然原作と話が違うみたい。というのはブラウン神父もそうだが英国推理ドラマは最近わりとそうらしい。(キャラの人名とか設定を少し借りてくるんだけど、だいぶ変えて話を作る手法でいうと、江戸時代の時代物の歌舞伎ぐらい脚色している。しかも1950年代頃の話にするというのがわりと多い気がする。)マープルさんはどうもジョアン・ヒクソンのBBCのイメージが強いので、この新しいシリーズのは最初の方はなんか音楽が賑やかすぎてちょっと見ていなかったのだが、シーズン4からマープル役がジュリア・マッケンジーに変わっている(ちょっと丸い感じになったね。藤田弓子さんの声、というのは、ディヴィッド・ホロヴィッチに外山高士さんの声をあてるのと同じく、顔で選んだのだろうか?)とのことで、今日聴いたら劇伴音楽もクラシカルな雰囲気に戻っていた。しかも、新しいシリーズだと結構若いイギリスの今の俳優女優が出てたりする。これはNHKのBSでもやってるらしく、今日の番組も日本語吹替で二か国語放送。ほんというと原語で字幕の方がいいのだが、NHKだとシャーロックもそうだからいいのか。(20130429)