○昨夜今朝のマグコロールとムーベン攻撃の後、二度目の内視鏡ポリープ切除手術。鎮静剤の影響か朦朧として徒歩で帰る(日帰り通院手術)。この状態で東京の先生の葬儀には遠出できないので遠慮した。当分は飲酒禁止運動禁止で、数日は安静を命じられている。さっきまでは数時間の点滴で、今夜は固形食はだめで、夕方、病院指定の流動栄養食カップ1杯を今夜の夕食にした。が、所詮、明朝から勤務は始まり、また格闘の連続で安静になどしていられないのだろうと予想される。
…夕食後、どうしようかなと迷ったが、手術後を徒歩で帰ってきたことを考えて、絶対走らずにできるだけゆっくり歩いてバスに乗ってみることはできないか?(※麻酔後なので天気が良くても運転禁止)と考える。そして
本日のBGM:
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「Yukihiro Takahashi with In Phase Live Tour 2013」 福岡(9/18、19:00~、IMSホール)
やっぱり来てしまった(^^;;)。歌舞音曲ご遠慮すべきかとも悩んだが、今年二度目の、ホールライヴの場では矢野顕子LIVE以来だと25年ぶり位の高橋幸宏さんであり、九州にはなかなか来ない、とのことでもあり、巡り巡ってこのような西国の果てでお会いするとは貴重と思い。しかも史上最短距離だ。ドラムが近い近い(爆)こんな近くで見るの初めて。ううかっこいい。ほんとはここでじっと座って安静にして見ていたかったが、前のおっかけらしい男子が立ち上がっていて前が見えないため、もう最後部の壁に移動して立ってじっと全体を見ることにする。ま、IMSだから(以前のロマンポルシェ。やスーパーカーを思い出し)all standingを覚悟して「最後部でじっとおとなしく見てよう」とは思っていたので。客層のアダルト度は昨年のジュリー的かつもう少し下の30代位まで来てるか。
今年は不思議なご縁でフェス的なもので複数のバンドを連続して見るという機会や番組視聴が多いのだが、バンドのドラムごとにそのバンドのノリがみな全員違う。その中で改めて幸宏さんを聴いた時、まぎれもなくその音として聴こえ、入るとどこか「びしっ」と一本筋が通る、みたいなところがあるのだ。さすが至宝。ラジオでもそういう言及を聴いたことがある、幸宏さんのドラムは「音圧強め」といわれるが、実に何かの力に満ちている感がよくて、そこを中心にノリがまとまっていくような渦のようなものを感じる。新譜LIFE ANEWの他の人々作曲の音楽でもそういうグルーヴなので、(CDだと軽い感じがしたんだけど)CDで聴くよりLIVEがずっといい。Shadowなんてかなりプログレにハードなナンバーになってたし、LIVEで聴いてようやく「これ、いいな」と了解した曲も多い。歌って叩くと「CCBみたい」(←ってご自分で言って会場も大笑)ともおっしゃるが、それをみんな体感しに来るのに決まっているのだw
さらに東京の人らしいトークの言葉の「かわいらしさ」か。ずるいな(笑)。最近、「はにかむ」日本人男性、って表現が珍しくなっているように思うが、そういうのをふと思い出す。
後半みんな立ってしまって見えにくい間、自分は時々、IMSの後ろの壁に照明で幻燈のように映し出される幸宏さんの歌って叩く動くスティックと端正な横顔の人体の影絵を見ていた。この会場に一緒にいて生で音に包まれている感じを味わいながら。
突然The Price to Payとか来ちゃうし終わりの方のSomething in the AirとバカラックのThe April Foolsが泣かせる。幸宏さんは声もいいからずるい(笑)。歌心。ありがとうございます。
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(写真:IMS付近を徒歩移動中のキイロイトリ)
というわけで終了後ゆっくり徒歩で移動してバスに。堂本剛のココロ見には充分間に合う、夜のニュースの時間に帰還。さて家に着いた。ひきつづき、安静にするぞ(爆)(20130918)