「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20170707

2016-07-07 | 矮小布団圧縮袋

〇久しぶりに見る関西の天気予報図(たれぱんだとキイロイトリも先週末泊まったホテルのテレビ)

 
 七夕の気分としては神戸三ノ宮駅前にも笹飾りがあった

 本日のBGM:
 The Past (unplugged) / Vamps
 薔薇と太陽 / KinKi Kids
 6日と7日の朝のWSでやっているのだけれども、このところ早番の早朝出勤でなかなかゆっくり見ていられなくなったなと思う。水曜恒例の新曲PV紹介とVampsのこないだのアンプラグドのLIVEの映像のやつですな。

 …こういうのをテレビでちらっと見ていて、ふと、なんとなく思った。国際情勢や政治経済だのが、どんなに突発的に破滅的に、危機的状況に瀕しても、日本のテレビのWSって、用意しといた芸能コーナーを必ず流すんだろうな、それ目当てで見てる視聴者が絶対いる以上、と。

 だが、もはや普通の国内外の政治経済や社会のニュースや情報や論評を、ケーブルやネットなどの複数の媒体から大量に相互比較しつつ読めてしまう視聴者にとっては、どうせ日本の地上波テレビのニュースなど、自主規制なのか同調圧力なのか知らんけど、もっと深刻な社会状況の報道内容、を何も伝えていないんだろ?、ということが、あからさまにばれてしまっている。

 現在の日本で、民放NHK関係なくテレビのニュース報道も、なんらかのスポンサーがあって、恣意的に情報が選ばれて、権力的な何かとか拝金搾取的な何かにとって都合のいいものが一方的に流されている、ということは、周知の事実になってきた感がある。
 じゃあ、そんなニュース報道って、芸能コーナーと何の違いがあるのか。
 といわれてもおかしくない。むしろ最初っから目を覚まして、テレビは芸能を見るものだ、その役にしか立たない、(というか、テレビに流れているものは皆、政見放送も解説委員解説もプロレス式討論番組ももっともらしい真面目げなものも含めて全部、芸能だ)という原則で考えれば、済むことである。
 
 報道ニュース番組が芸能バラエティ番組と変わらないかそれ以下になっている時、一番大切なことは、目立つところでは全然放送されない。隠蔽されているか、別の話題にすりかえられているようだ。だから思考停止したようなコメントしかしないコメンテーターが不快でスイッチを切ってしまう。よくできたドラマや映画や音楽番組の方がまだましだ。そして、報道で知るべき「情報は、手間でも他の方法で探し求めて集めて考察して知るしかない。
 だから「テレビのニュースを見ないで芸能関係コーナーや歌舞音曲ばかり見てうつつを抜かしている視聴者」というものを、馬鹿にして笑うことは、もうできない。むしろ、テレビのニュース「しか」見ない連中、それで真に受けて報道番組を見ている気になっている人々の方が、相当危険になってしまった今となっては。
 情報認識の質量も感覚も、乖離してるんだよな。国民分断作戦か?
 ※参考:マルクス・シドニウス・ファルクス(ジェリー・トナー)『奴隷のしつけ方』

 何10兆円年金喪失も憲法問題も不景気も原発問題も公職腐敗も国際情勢不安もみな困るし、こんなに情報が隠蔽されまくって何も知らされていないような、精神衛生上よくない風潮は、それだけで充分気持ち悪い。選挙が終わってから、終わってからなどといって、選挙で問うべきことを隠すとか、そういうやり方も嫌いだ。
 福岡市や市町村とか田舎でやって問題になった方法を国政選挙でしてるようなもんで、下品だ。低俗化しとる。そんなところに高校生の子供にまで選挙権を広げたのが、大人から見て恥ずかしい気持ちでさえある。心せねばなるまい。
 国選の選挙期間中でもテレビで政治経済や教育思想関係等などのことが(いかにもわかりやすいですよ、という感じで、視聴者におもねるようにすりよるように)出てくるたびに、そう思うようになった。(20160707)


コメント