〇月曜も朝から仕事だし週明けから突貫工事が予想されるので、日曜は洗濯と野菜類の買い出しに行って戻り、家で休んでいた。昨日の仕事の緊張が残っているようで、貧血と疲労の対策で仮眠をとる。連休感覚はゼロ。
(再び出張中の特急黒いかもめ車内で、お昼をいただいている時のキイロイトリ)
ちなみに金曜の早朝に目が覚めて、M-on!でKinKi「薔薇と太陽」MVを見ようと思って、留守録のBS朝日「おかずのクッキング」(※今週はケータイ大喜利にも出演していた土井先生)からチャンネルを変えようと、テレビをつけてみたら、いわゆる今年の山笠のハイライトの生中継をやっていた。申し訳ない、由緒ある神事と理解しているものの、自分はあの姿がどうも苦手で、十数年住んでいても祭りを見に行けず中継のテレビも見ないできたのだが、今年は不思議といつものような拒否感がそれほどひどくなく、見ることができた。これはもしかして、この半年くらいの間に見てきた幾つかの番組や映画のおかげで、一種何らかの耐性のようなものがだんだん出来てきているのだろうか?
一方、netや国際放送でやっているテロやクーデターの報道は、双方または複数の観点から情報が流れているのが見えるのだが、日本の地上波テレビでは一方向のしか流していないか、あるいはほとんど放送されていない感もする。数年前からずっと何かおかしいと思っていた。複数のnetの報道や記事等を斜め読みする間に、比べながら知るところがある。
本日のBGM:
・真田丸 #28「受難」(7/17 20:00~)音楽:服部隆之
・交響曲第7番(未完成)/ シューベルト (「クラシック音楽館」7/17 21:00~)
辛い秀次事件の結末と、ここで呂宋助左衛門(昔の市川染五郎=今の松本幸四郎さん)が登場。石川五右衛門も善住坊も出ないけど、「西へ向かう夕日」は欠かせない。
「黄金の日日」の秀吉(緒形拳)もよさげな人からどんどん怖くなっていって「いい死に方しないよ」だったんだよなあ…と思い出される次回予告。この感じで、三谷幸喜氏あたりと同じく「大河ドラマで育ってる子供のその後」みたいなアダルトな視聴者たちにも作用してくるツボというか遊びがあるのは、奥行があってよいですな。その後「未完成」第一楽章とか聴いてるうちに、昭和の小学生の頃の日曜日みたいな気分がなんとなく高まっていく。
このある種オトナ帝国の逆襲的なentertainmentのそこはかとない昭和感と、限りなく21世紀的な不穏な国際情勢の緊迫感との間に、ふと違和感や気持ち悪さのようなものがよぎる休日である。
(20160717)