〇そのような時ではあるが淡々と決まっている予定の仕事に出かけた。台風が近づいているようで、まだ午前中は晴れていた。変な雲。
昼間は県内に出張して作業の打ち合わせをして
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やや早退して夕方博多駅に向かう。キイロイトリ「ドヨウダカラ ヒトガ オオイ」
世の中は週末で休みなのか。3連休であるらしいことも全く忘れていた。どうしても作業のことが慢性的に頭から抜けてなくて、心をじっくり休める日がないような気分であることもあり、土日とか祝日とかいう感覚がどこか欠落しているような気もする。そのくせ、平日なのに夕方夜間に激しく娯楽をぶっこむこともあるから、仕事と趣味とが混淆していて、「積極的休養」すぎて脳内が区切れてないのが、多少問題なのかも。で、心が騒いで落ち着かないから、仕事に集中してやるときゃちゃんとしないとな、という気分にまた戻って、ぐるぐるしながら困っていると。
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VAMPS LIVE 2016 at ZEPP TOKYO (Tジョイ博多、9/17 16:30~)
仕事帰りで電車の時間計算上、到着が開始時間にはちょっと間に合わんな…と覚悟して遅れて来たのだが、オープニングアクトのApocalypticaとIn This Momentの間に入れてVAMPSには間に合う。
マリア・ブリンクさんは英語がそれっぽい発音だったりしてフリッツ・ラングの「メトロポリス」のアンドロイドを思い出して見ていたがやはりドイツの方であったようだ(隣の2人が、ハナタレナックスの心霊写真対決のピンクとイエローみたいで怖かったw)。アポカリプティカは単独でライブを見たいと思う。
そしてVAMPS LIVEへ突入。前回の5月のZEPP FUKUOKAお別れのLIVE以来である。先日のシン・ゴジラに続く映画館で、それこそ本家本元発声可能上映だ。前2バンドが思ったより長かったこともあるが、VAMPIRE DEPRESSION~EUPHONIAあたりのおなじみの美メロ系の流れに「来たぞ!」て感じで入ってくると、気分は宇宙大戦争マーチくらいに昂揚してこなくもない。
SIN IN JUSTICEのApocalypticaとの共演も生中継で見たのは初めてで、いろいろ盛り込まれていて面白かった。RISE OR DIEを初めて聴いた時はおおこういう80年代米国ハード系みたいなのにまた行くんかな?とちょっと思ったりしたけど、いろいろ挑戦してくるんだろうなと予感もしつつ。
In This Momentの後の幕間休憩のBGMで一瞬Depeche Modeが流れたと思った時、DMってゴス枠だったっけ?と、ふと考えたりもしたが、要するにこの人たちがみんな、なんだかんだ言って好きなんだろうな、と思う(きっとこのメロウさが西洋の浪花節的に琴線に触れるというか血肉と化しているのだろう)
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個人的状況としては心は喪中で歌舞音曲はご遠慮かな、という気分でもあったのだけれども、いっそのこと凄まじい煩悩の衆生の渦巻く光景と大音響の中で心を無にする瞬間を得ることもありか、という気分でふらふらとお邪魔した感じである。日頃はそこまで感じないPIANO DUETの歌詞が、いつになく沁みたようにも思われ、entertainmentというものの時間の意味を、かみしめてもいる。心の中の感情がまだ普通に動いていない。
それにしても今年はなんだか、折に触れ激しく駆け足で、次々と味わっているような。帰って夜中になって「王様のブランチ」留守録確認して前半のKinKi買物だけ分割編集しているとか。(20160917)