「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20111006

2011-10-06 | 矮小布団圧縮袋

 ○近代化遺産や歴史的建造物を歩く@熊本市 その1 (写真:路面電車に乗るキイロイトリ)
 調査のため熊本市内に出張して来ている。昼間は仕事をして、夕方帰る前に少し町の中の不思議な建造物を見に行く。路面電車の「新町」駅の前の交差点のところの 長崎次郎書店〔大正13年 (1924)〕。登録有形文化財。創業は明治7年だそうだが、窓や伝統なども和風なのか洋風なのかモダンなデザイン。
     
  

この建物が交差点と電車のカーブの景色の中に溶け込んでる空間が面白い。撮ってるうちに日が暮れてきた商店街。

 

 本日のBGM:
 Wendy Time / The Cure (「Wish」)
 一方、会社の方は今週はイベント続きで、プレゼン資料作りが大変だった。あまりにも詰めてて鬱屈したので、ちょっと外に出てみたくなったのだ。BGMはなんとなくシャッフル君から流れてきたCureで(20111006)


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20111004

2011-10-04 | 矮小布団圧縮袋

○キイロイトリ 「……ヤミーダ。ヤミーノ オヤハ ドコダ」
 たれぱんだ 「????」
 キイロイトリ 「…テレビノ ナカノ レンチュウニ ミンナ ハネガ ツイテル」
  
 キイロイトリ 「アカイ ヤミーニ アヤツラレテル ダロ」
 たれぱんだ 「…あれって、共同募金じゃないんですか?…ホビーカタログの読みすぎですよ、あなた」
    
 …なんて会話をしてたかどうかは知らないが、そのぐらいの勢いで、土曜日の10月1日は朝からNHKのアナウンサーがみんな羽をつけてたのである(もしかして赤い鳥のヤミーが募金箱でコイン集めてたらおもろいね)。※しかし串田さんの「俺のシャウトがほしいんだな」っていう言い方には、ウケたw

本日のBGM
怪奇大作戦 #15「24年目の復讐」 (チャンネルNECO 10/4 20:00~)
 待ってました木村二等兵天本英世先生。天本&岸田の揃う暗い画面がもはや無国籍アクション状態。どっちかというとぼっこぼこに殴られても殴られても起き上がってくる岸田さんの腫れて流血する顔の方が水棲人間より数倍見た目が怖い(爆)のだけれど、爆発しても解決っていっていいのかどうかわからん。なにせ、昭和43年か44年なんて、太平洋戦争から20数年しか経っていない感覚なのだ。自分の親かそれ以上の歳の人にしてみりゃ、そんなの「ついこないだ」って感覚しかないんじゃないか?(だって、「今から20数年」って感覚、今から逆算したら平成元年頃か初年代、っていったら、まさしく大河で太平記とかやってたころなんですよ!ついこないだじゃん!)それか、昭和20年から昭和40年代までが、たった20年かそこらで急激に変わりすぎたってことなのかもしれないけれど。もっとも、私らは絶対覚えてて思い出せる「小野田さんのような話だな…」という感覚を、特に平成生まれの若者たちなどは(小野田さんの存在すら)知らないのかもしれない。このドラマでも、所長や町やんは戦前派、助さんや牧さんは戦中生まれとしてもノムさんはあきらかに戦後生まれぽいので、微妙なジェネレーションギャップが発生している「戦後の歪み」 の感じられる話である。もっと問題なのは、この頃の米兵っていうけど、放送中のこの頃まだリアルタイムで「ベトナム戦争中」だったりするわけでしょ。憎しみの連鎖絶賛現在進行中なわけですよ。番組をとりまく状況のそっちの方が怖いというか、そしてそんなリアルタイムを全然わからずに高度成長期の安逸をむさぼって幼少期を送っていた自分、そういうことを改めて思うと、しみじみ平和っていわれてる日常ってなんなんだろ?と考えてしまう。(20111004)




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20111003

2011-10-03 | 矮小布団圧縮袋

○今度はちょっと博多区の方に調査資料を取り寄せに行き、その帰りに昼食に寄ったThe Hakata Harp。ここ、いつも前を通ってて、一回入ってみたかったんだけど、アイリッシュ・パブなんていわれてもあんまり沢山飲めないし…だいたいそういう風のパブ、というと、主任警部モースみたいな人が昼休みから「pint」とか言ってビール飲みまくってたりするような、そういう貫禄のある人でないと入れない大人の場所だというイメージで、ずっと遠慮してたのだ。でも看板みると、ランチタイム営業もやってるというから、通りかかって目に止まったのがいい機会だと思って、ぱっと入ってみる。
     


 室内のちょっと狭いながら雰囲気あるたたずまいがいいのだ。見ると意外と女性や若い人も普通に喫茶やランチで利用しているみたいだから、ピッツァランチを所望。
    
 自家製ピッツァは薄皮の上にチーズが濃厚で食べごたえあり、サラダやスープも結構ボリュームあってキイロイトリもびっくりさ。全部おなかに収まるのだろうか?だめならピザ持ち帰りとかだめだろうな…大丈夫かな?と最初思ったけど、わりと時間をとってゆったりといただけたから、大丈夫。デザートとお茶までいただく。そういえばここってホテルの下のレストランだったりするのね。このボリュームで良心的なお値段でもって、それだけでなく、出来合い工場生産品みたいなのじゃなくて、なにか丁寧に作っていただいたものでサービスされている、という時間を感じることができる。この夏、ここ2ヶ月くらいの自分の食生活に「欠けていたもの」は、これだ。と、気づいて、はっとした。そう、食事って、こういうふうに「自分を大切に」する時間だったんだわ、と。


本日のBGM:
 太平記 (音楽 三枝成彰)
 #1「父と子」 (チャンネル銀河 10/3 21:00~)
馬之介ってあの子だったのか。苦悩する緒形拳さんと児玉清さんの抑制した演技と、フランキー堺さんのやらしさとか高時の鶴太郎さんのエキセントリックさがいい。第一回ってリアルタイムで見ていたはずで、あんまり細かくは覚えてなかったけど、後半そういえば「闘犬」の話があったね。さっそく真田広之先生のJACな身体能力が生かされてる(下手な人がやったら本当に怪我しちゃうだろう)。で最初は新田義貞はショーケンさん(あとから根津さんに交代する)だったことも確認。それにしても藤村志保さんっていつも最強なんだな(笑)現代語ぽいところもあるけれど、各登場人物がそれぞれ複雑で面白いし、ただ人気ある若手俳優顔合わせ集めただけ、ってんじゃ全然ないのだ。出てくるのが若手もベテランもなんかみんなじわじわテンション高くて濃いんだわ。なにぶん「説明的な感情表現」でなくて、一瞬の表情など微妙に周到に「演技」で表現されてて、その芝居がぶつかり合う緊張感のあるドラマなのです。大地康雄さんはこういうふうに使わないと!(20111003)



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20111002

2011-10-02 | 矮小布団圧縮袋

○先々週や先週あたりから街中のあちこちでキンモクセイが咲いていて、空気に流れてくる香りで眩惑されるような気分だ。
 どこの家でも植えるのはいいのだが、あまりにもあちこち育ちすぎて満開で、垣根になっている前の車道をバイクで走っているとこの時期、時折意識が酸欠のようにふらっとする時すらある。ちょうどランタナと金木犀が並んで茂みになっている場所があり、買物帰りにたれぱんだと見に行って撮影。ランタナは少しずつ色が変わるというのだけど、定点観測したことがない。来年はそういうのを撮ってみてもいいな。
   
    


 稲刈りが進んでいる一方、ヒガンバナは街路脇にも植えられていたりして今週も花盛りである。田舎である。しかし、旧街道沿いの道が、微妙に道幅拡張されたり廃家が解体されて工事現場になってたり、少しずつ変わっている。
   

本日のBGM
 Man vs Wild サバイバル・ゲーム シーズン6「アリゾナのスカイアイランド」(ディスカバリー・チャンネル 10/2 13:00~)
 10月に入ったら突然土曜日曜連続で「恒例ベアさん祭り」で、すごく久しぶりに見る。なんか10月は「ベア・グリルスさん強化月間」(笑)みたいで、番組表見ても連日並んでいて、新作も来るのだそうだ(CMがどんどん入ってくる)。シーズン5以降は全部見ていないので、この際録ってないのはとっておくか。北アメリカ大陸の寒暖と乾湿の局地的格差の物凄さ(気温50度以上の砂漠とか、氷点下20度以下の原野とか)には毎回言葉を失い、Bear Grylls先生行く場所行く場所ことごとく全く驚愕のコンディションなため、地球っていったい、どういう星だんねん!?みたいに異星人の気持ちになって驚くことができ、しかもその雄大な自然をとらえるカメラのショットが壮絶に美しかったりする(「人 対 自然」って番組だもんね)。
 それにしてもこの番組、実は半年か1年ぶりかに見るのだった。その間に、何か自分の中でのとらえ方が変化している。一昨年や昨年見ていた時は、確かに日本でも北海道の高山の遭難事件などを教訓に感じながらも、冒険家のベアさんのサバイバル術と自然の驚異とをamazingだが(サバイバルグルメなど)お茶の間で余裕でエンターテインメントとして楽しんで見ていたところがある。だがやはり今年の3月11日以降の震災と原発事故の後では「何が起こっても不可能ではない自然の驚異が、日本でも起こりうる」という意識が日常生活の中にも染み込んでいて、ベアさんを見る時の気分もちょっと去年とは違っている。
 水や食糧の確保とかに限らず、何か非常時が発生した時に、自分は本当にパニックを起こさずに体力や体温を保ち冷静かつ迅速に行動(トナカイやイノシシと戦うというよりも、危険から脱出や避難や救出を求めるなど)できるだろうか、ということの方が、気になるようになった。例えば集中豪雨や台風の暴風雨などは、今年体感してみて、平時であれば冷静な対処はできることでも、実際に豪雨に打たれて肉体的精神的に衝撃と痛さと風圧水圧と轟音と体温低下という過酷な状況にさらされた時は、やはり心理的に内心パニックにならないとは限らないと思った。ベアさんは撮影班と一緒にいるとはいえ、実演撮影する状況だって絶壁登りとかロープで宙吊りとか滝落下とかで焦ったりしないところが、プロというか元特殊部隊なのかと思う。(でもトンネルの向こうから疾走してくる機関車の時は、結構テンション上がってるんじゃないかな^^)そんなことを考えていたら、夜ちょうど広瀬弘忠先生(バイアス理論は『人はなぜ逃げおくれるのか』で、数年前に読んだ)の出演でNHKスペシャル「その時ひとはどう動いたか」をやっていた。重い。(20111002)

※お、明日からチャンネル銀河で「太平記」1回目からまた始まりますか。ちょっとチェック。(ここってNHKもののラインナップが強いのね。鈴木京香特集で「セカンドバージン」とか「君の名は」までやるみたいだし)





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