「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20111008

2011-10-08 | 矮小布団圧縮袋

○ちなみに、九州新幹線ができてから初めて熊本へ来た。
   
驚くのは博多から新幹線さくらで35分かそこらで熊本についてしまうことだ。西鉄で久留米に行くのと大して変わらない。(まるで地下鉄で天神から七隈まで15~20分で着いた時に初めて味わった気分の時のような驚きだ。)こうなるともうほとんど通勤圏である。駅の中も変わった。在来線でない方が、いかにも「新幹線口」らしくなっている。東北新幹線も上越新幹線も、こうして沿線の各駅の駅舎が変わっていったんだよな、と過去数十年の記憶が既視感の中に一瞬よぎる。それはともかく。


改札口に下りてくると、なにやら黒い人が立って歩いている。キイロイトリ「ナニ?」


くるっ。「キャー」 駅に熊が出没してるよ!(しかも、なぜか笑っている><)

   
こ、これは噂の「くまモン」ですね。くまもとのサプライズキャラクター(←なにそれ?)らしい。グリズリーポーズでサービスしてくれるから、りっぱにサプライズしたよ(笑)むすび丸「だいじょぶよ。ゆるキャラなんだから」(←肥後にやってきた伊達)
 見ると、連休だし観光キャンペーンなのか、お客さんに愛嬌をふりまいている。とことこぴょんぴょん非常に敏捷で、運動能力も高い。レルヒさんといい、いま「ゆるキャラ」には進化した機動力が求められているようだな(笑)。すぐ通行人やら観光客達に囲まれてしまうので大人気のよう。ま、この表情だから、遠くからみてもちょっと気が抜けるというか、笑える。

  
 そういえば、市内にもあちこち熊が出没している(笑)。折紙もあるらしいし。なんかPRに力入れてるのか。仙台のむすび丸といい、熊本のくまモンといい、ちょっと歴史と伝統で武家の堅苦しいイメージのある城下町が、なんか脱力系のゆるさを纏い始めているようだ。

本日のBGM:
つむじ風  (森田光一 作曲 「ワイルド7」ED)
 街中を歩いている途中、携帯のメルマガの方に「映画「ワイルド7」音楽をL'Arcが担当するらしい」(BARKS)が流れてきた。やってきたきたつむじ風か。ワイルド7といえば子供の頃かすかに見たことがある(ラルクの人はまだ小さい頃だから見ているのかどうか)。だから新ウルトラマンの団次郎さんを見かけると郷秀樹隊員と呼んでしまうがごとく、時代劇で若いサンピン役の小野進也さんを見かけると「飛葉ちゃん」と呼んでしまうほどだ。子供心に(大人が見たって)にやにやしながらマシンガンをぶっぱなすとか「この世のどぶさらい」が善悪よくわかんなくて怖かった気がする。そのくらいでないと巨悪はつぶせないというような青年劇画的に大人が見たら痛快だったのか。ダーティハリー2だってアメリカのワイルド7かと思ったほどだ。とにかくそのイメージで、(自分もバイクには乗りはするが)大人になってからも町で見かける「白バイの人」は「ひたすら怖い」「何するかわかんない」と潜在的に思ってしまう(笑)。「やつらが来たなら戸をしめろ♪」なんて歌詞もあるくらいだからな。どこから弾丸が飛んでくるかわからん。もっとも21世紀の福岡県も暴力団の抗争などで、田舎でたまに信じられない発砲事件が報道されたりするのだから、前世紀のドラマとたいして区別つかん日常というところが情けない。市内熊出没注意とどちらが危険か。とりあえず「オートバイは正しく乗りましょう」(笑) (20111008)



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