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安い宿の、朝のバイキングもそうだが・・・
この弁当のシャケ・・・・
蒸したシャケなんぞ、まず、うまくね!
魚は、焼いてないとねぇ・・・蒸したら、うまみが、皆逃げちゃうわけさ。
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先生!おっしゃる通りです!
弁当の話なのだが・・・・横道にそれるのは、このブログの属性で・・・それは、どうしようもない、書き手なのであった。
さて
焼かれて、旨く・・旨く死ぬ。
彼の、「お別れコンサート」では、涙がしばらくは尽きたに違いないほどであった。(まだ、もう少し、生きていて欲しかったようぅ)
彼を冠した、コンサートの、このまま帰れない満席の会場の皆の欲した、スタンディングオベーションには、驚きながら、その中に居た僕であった。
童 謡
お父さんが死んだら
顔に白い布をかけた
出来上がった食事の支度に
白いふきんがかけられるように
みんなが泣くから
はあん お父さんの味はまずいんだな
涙がこぼれるほどたまらないのだな
と わかつた
いまにお母さんも死んだら
白い布をかけてやろう
それは僕たちが食べなければならない
三度のごはんみたいなものだ
そこで僕が死ぬ日には
僕はもつと上手に死ぬんだ
白い布の下の
上等な料理のように さ
魚や 鶏や 獣は
あんなにおいしいおいしい死に方をする
ーーーー石垣りん「表札など」所収ーーーーー
我も、旨く焼かれたいものだ・・・・・
すごい人が、亡くなってしまったのだ。
死をどうとらえるか?
こんなとらえ方もあるんだぁ~。
悲しみを、乗り越える想いが
「もっと上手に死ぬんだ」と、語らせてるなぁ・・・