小説家になろうから書籍化、シリーズ累計3000万部突破の日向夏氏のライトノベル原作。
架空の中華風国家『茘』を舞台にした、後宮ファンタジーという触れ込みのアニメ。
主人公の猫猫と宦官の壬氏のコンビで巻き起こる事件を解決していく。探偵っぽいミステリー。
ラブロマンスって聞いてて意外な展開だったけど、話はテンポ良くて面白かったです。
猫猫の性格、なんかスレた感じはあんま好きじゃないけどw
theなろう系、やれやれ系主人公の女版ですね。全話通して見て猫猫の事は最後まで好きになれなかった。
まぁ、壬氏とか玉葉とか、周囲のキャラがいい奴らで、その関係性で釣り合いが取れてる。中和されてるかなとは。
猫猫のことは置いといて、とにかく1話1話の完成度が高くて。
視聴後の満足感が凄い。30分でこんな体験させてもらえるなんて何かお得に感じますw
第3話の夢遊病とか。前半はイマイチやったが。
現代的な病気なのに中世にそんな理解・概念あるんか? 違和感あり。
しかし後半で裏切り。実は狂言・詐欺だったと分かり。
この話で一本映画撮れそうな展開でびっくり。30分アニメのスケールじゃない。見事に騙されました。
ただ正直、時代考証は甘い。
第5話で「イベント満載!」とか。俺の聞き間違いか思ったら第9話でストイックだのアルバイトだのモノクルだのハンデだの言ってるからw 普通にカタカナ言ってるw
時代ならではって感じではないんかな。
猫猫の知識もチートって訳じゃないが、現代の知識を引っ張ってるだけなんよね〜。
ガバいはガバいけど時代劇じゃないし、あくまで中華風やから。
話は面白いんで、気軽に楽しみましょうって所かな。
シーズン2からは猫猫の出自、親子関係のお話。
これはあんま大した話ではないんすがw
言うたら、猫猫の両親の再婚みたいな話やが、あんま盛り上がらんかったね。
後半は失速気味。正直、羅漢の話よか壬氏とのラブコメ進めてほしかったが。
来年、続編が出るらしいが。それは見ないかな。
ただ、原作者曰く「違和感が解消される」らしい。
違和感ってなんやろな。
あの英語関連のことやってくれるんかね?
ちょっと気になるな〜。
やれやれ、まだ長生きせねばならぬか。
では、また。