『テリファー』の続編。前作から1年後。
復活したアートザクラウンが再びハロウィンで惨劇を起こすというお話。
まぁ、話はあってないようなもの。
クラウンがとにかく人を殺しまくる……と思ったら、今作はちょっと捻ってあるんすね。
まず本編は138分あります。
「クラウンが人殺すだけの映画で2時間⁉」とマジでびっくりしましたw
一応、この長尺には理由があり。今作からクラウンはジョブチェンジ。
前作で重体から蘇生し、そっから特殊能力?に目覚めたようで。
相手に幻覚や悪夢を見せる能力。
リトルペイルガールとかいう、よう分からん謎のピエロ少女も味方につけ。
それで序盤、今作の主人公シエナや弟のジョナサンを悪夢へ誘います。
前作のシリアルキラー、現実的な殺人からITとかフレディみたいな戦法に変わってる。
で、今作はストーリー重視です。
話の後半はシエナジョナサンvsクラウンの戦いへ。
道中でバタバタ人は殺されて、殺しっぷりは中々良いんだが、それよか物語の方が主軸。
てっきりジョナサンもクラウンみたく殺人鬼になる狂気的な展開かと思いきや、オーソドックスやった。
シエナ父がクラウンの存在を予言してた?みたいな話もあって。
どうやらクラウンの誕生にはシエナ父が関わってるのではないかと。
そういう続編への布石。続編ありきの繋ぎの作品。
絶対第1作でこんな設定なかったはずやから。続編のため設定後付け。そのための2時間w
話長いやら後半のシエナパワーアップやら辟易はしたな。
バトル展開にしちゃうの? 前作と同じことしたくないってのは分かるけど……
続編もこの展開引き継ぐなら、ちょっと嫌だよね〜w
正直飽きたけど、どうやら次回が最後らしいし。
もう一作くらいは見ようかね。
テリファー3は今年秋公開。
では、また。