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二百三高地について、その神州不滅の民

2021-08-16 05:12:00 | 日本 戦争映画
 日露戦争・旅順攻略戦を描いた作品。
 正直、日本の戦争映画で最高傑作なんじゃないか? 度肝抜かれたな。

 キャストといい音楽といい撮影規模・ロケといい、空前絶後。
 戦闘シーンも他の戦争映画が鼻くそみたいなレベル。唯一アンノウンソルジャーが匹敵するくらい。

 ストーリーも見応えある。一般兵が主軸ってことで。やっぱ戦争映画は前線の兵描いた方が面白い。坂の上の雲みたいな雄壮な感じも良いけど。
 でも、時代よなぁ。120年前の日本人はあんな弾丸の中をよう進めたわ。次に日本が戦争しても勝てんと思う。別の人種みたい。

 死者1万5千人。これ聞くとあんま死んでないんやな。
 ロシア側の死者が1万6千人でほぼ互角。ロシアは序盤優勢だったけど、203高地が落ちて旅順崩壊した後は散々だからな。まさに死闘。

 舛田監督×笠原脚本コンビということで。こういう悲哀を書かせたら右に出る者はおらんな。海ゆかばはつまんなかったけどw
 丹波哲郎×仲代達也、国宝級の組み合わせ。仲代さんはまさかこの時40年後も役者続けてるなんて考えてなかったろうにw

 最後の野際陽子さんが何気にホラーやった。あの憔悴した姿。息子二人も奪われればね。迫真の演技。
 夏目雅子さんは相変わらず美しい。さだまさしさんの主題歌と相まって一層存在感が際立つ。

 最高の映画でした。では、また。




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