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「とんび」を見たおかげでエンジンかかってきた。
重松作品もう一本。一昨年、劇場で見逃した「ステップ」です。
最近はアマプラで何でもやってんな。登録して暫く放置してたけど。
勿体ないことしたなw 今は絶賛アマプラ中毒ですw
さて、今作の話。重松作品の中ではわりと地味目な方。
映像化されるって聞いた時は正直びっくりしました。
だけど、今思えばその地味さが良かったんでしょうね。
映画の脚本としてまんま流用できる重松さんの巧みな筋立て。
流水のごとく話がスムーズ。監督の見事な構成力。
映画としての完成度はとんびより高いかもしれん。至極の秀作です。
ストーリーは、
突如として妻を亡くした健一。2歳の娘・美紀と二人きりの生活。その10年間の軌跡。
といった内容。まぁ、要はシングルファザーのお話です。
原作は健一親子を主人公にした短編集。
好きなエピソードが抜けてたり、多少端折り気味なのは気になるが。
二時間にすっきり纏められてて、やっぱり見やすかったなと思う。
ラスト30分は小説片手に見てたら、涙腺爆発w
小説の文章と映画の情景が完全に重なる。オススメの見方です。
山田孝之さんの健一役は、正直微妙だったかな? (^^;
これは俺のイメージと少し違っただけだから、別に良いけど。
家族の行く末を切なく輝かしく、写し切った。そんな作品。
邦画も最近はバカにならんね。てか、重松作品が最強すぎだなw
では、また。
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