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メイドインアビスについて、その烈日の黄金郷

2022-10-01 05:53:00 | アニメ

 有名・人気だけど見てなかった作品を見てみようのコーナー。
 今回は累計発行300万部の人気漫画原作、メイドインアビスです。

 アニメはシーズン1とシーズン2。その間に劇場版。
 S1は漫画1~4巻。映画が5巻。S2が6~9巻という構成。

 まずはシーズン1。ストーリーは、

 1900年前、とある孤島で未知の大穴《アビス》が発見される。
 未だ人類未踏の領域へ、探窟家・リコが挑む。

 といった内容。話は非常にシンプルで分かりやすい。
 冒険やサバイバルをテーマにした作品。その点では面白い作品。

 ですが、まぁ、まぁ……あぁ。非常に言い辛く評価し難い作品。
 要はその冒険のために12歳の女の子が酷い目に会うよって話。

 グロいグロいとは知ってたけど、そこら辺は想像以上だったな。
 リコの過去とか衝撃的な話もあり、物語自体には引き込まれたけど。

 マジで気が滅入るわ。見た後、溜め息出る。
 あ~シンドい。ウマ娘とゆるキャン見た後だと尚更やw

 これで「つまらん! 低評価ポチ!」って出来ればええんやが。
 面白いから困るんだよな~w 面白いのはやっぱ改めて思うわ。

 生死を分ける独特の緊張感。層を下るたび物語も深まる。
 没入感ってやつ。見てたらのめり込みはする。

 S1は速攻で見終わっちゃった。次へ次へ見たくなる。
 魅力という点ではウマ娘やゆるキャンよりあるかもしれん。

 そういうポテンシャルはめちゃくちゃ高いと思うが。
 やっぱ疲れた! 面白いけど疲れる! そういう感想。

 慣れてる人はいいんだろうが。俺はシンドかった……。
 リコ達が凄い可愛くて明るくて健気で、それは良いんですけどね。

 見てたら段々と痛々しく感じちゃってw
 どんな絶望にも立ち向かう快活な女の子ってコンセプト。

 分かるんだけど、なんかモヤモヤするよな。しっくり来ん。
 素直に「頑張れ!」と応援できない。挑む者の気持ちが理解できん。

 アニメは面白かったけど、真に楽しむという点ではね。
 俺は年を取りすぎたのかもしれん。心が枯れたのかもしれん。

 でも、これを「ウヒョー!」とか楽しんでる奴、引くけどなw
 面白さと疲労が比例、希望と絶望が同居する物語。


 続いて劇場版。まず一期を再構成した前後編映画があります。
 『旅立ちの夜明け』『放浪する黄昏』の二作。

 そして、新作・続編である『深き魂の黎明』。
 サブタイがややこしくて、作品探すの面倒だったな。

 一期は見たので前後編映画は飛ばしました。
 この黎明は名の通り、黎明卿・ボンボルドとの戦いを描いています。

 このボンボルドってのが映画のラスボスです。
 酷い男なんですよ、これがまたw

 一言で言うと、研究のため子供を実験体にして殺してる鬼畜です。
 所謂、マッドサイエンティストってやつ。

 この一言で察してほしいというか。相変わらずのグロキモですw
 まぁ、大分マイルドにはなったような気がしないでもない。

 さすがにグレードを下げたか……と思ったけど。
 この映画、直前にR12からR18へ格上げになったらしいっすねw

 やっぱ気のせいだったみたいですw 見る際はご注意を。
 ただ話は凄惨ですが、バトルあり見応えありの映画ではありました。

 評価もバリ高だし、それも納得の品質の良さ。
 そのまま一期の続きとしてスムーズに見れるのも良い。

 この映画単体だけ見ても面白くないし意味が無いけど。
 一期を楽しめた人にとっては傑作だと思います。


 続いてシーズン2、サブタイは『烈日の黄金郷』
 このややこいサブタイは何とかしてほしいw

 てか、つい最近まで放映されてたんだな。気付かんかった。
 今の時代は便利だね。アマプラさえあればもうテレビいらねぇなw

 ボンボルドとの戦いを終え、第六層突入。
 今回はその第六層にある「成れ果ての村」のお話。

 数百年前にアビスへ下った探窟隊ガンジャ。
 そして、現在のリコ隊。過去・現在で話が行き来する。

 率直に言うと、俺は楽しめなかったかな。首を傾げる展開。
 少年漫画によくある過去回想ってやつ。ちょっとグダッたな。

 S1や映画であった冒険・バトル色も薄めに感じた。
 村の悲劇的な成り立ちが主旨。まぁ、分かるんだけど……。

 いかに理不尽な悲劇だったかの描写や説明だけって感じ。
 話に発展がなかったというか。「で?」って思った。

 今まではグロキモに理由があったから話に飲み込まれたし。
 何より圧倒されたってのがある。でも、今回はそれがなかった。

 思うに、今回はキャラがベラベラ喋りすぎてる気がする。
 前まではキャラがもっと自分を押し殺してたように見えた。

 それでも零れ落ちたものがセリフとして吐露されてた。
 ギュッと濃縮されてるから、言葉に重みがあった。

 けど、S2はヴエコの語りで話進むとこもあるからか。
 そのヴエコの語りがやけに叙情的というか詩的というか。

 前はもっとキャラが感情を爆発させてたと思うんだが。
 心がゾワゾワしてね。今期の演出は肌に合わん。

 悲劇なのは分かるけど「こいつら必死に何やってんの?」感。
 ちょっと俺にはついてけない世界観だったかもな。

 ヴエコ、好きなキャラでもあるから何とも言えないんだけど。
 後はファプタ。コイツもむっちゃお喋りなんだよw

 11話とか、ほとんどファプタしか喋ってなくね?w
 後半むちゃくちゃな展開だったし。ええんか、あれで?

 ワズキャン、思わせ振りな態度だったけど結局何もないんかい!
 村の行く末も、もうちょい何とかしてほしかったな。

 村の連中や成り立ちには許しがたいとこ、もちろんあるけど。
 ちょっと必罰的すぎるというか。後味が悪く感じた。

 俺は共感が出来んかった。見てて冷めたわ。
 若干、見応えは下降線。まぁ、続きは気になる終わり方。

 何だかだ見ちゃうし。興味は全然薄れてない。
 リコ隊も未だ探検の途中。その行く末を見守っていきましょ。
 
 では、また。




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