気になる記事がありました。
人口16.6万人のグアム島が、コロナ禍で大変なようです。
台湾同様、コロナに対峙し易い離島のグアムが、コロナ対策に失敗したのは特別待遇の米兵が原因だったとか。
太平洋上の離島であるし、米国本土が世界一コロナに汚染されていることを考えると、その苦悩は計り知れないものと察します。
日本人にとって浅からぬ関係にあるグアムの窮状は、どうにかしてあげたいと思わざるを得ません。(日本もそれどころじゃないか)
記事を読んでいると、島民と米軍の関係の難しさや「不沈空母」などという軍事的位置づけが、沖縄に似ている気がします。
そして驚いたのは、グアムが「未編入領土」という米国の『植民地』だということ。
1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。
未だに植民地政策が取られていたなんて・・・。
それも、民主主義国家の騎手である筈のアメリカで・・・。
ふと、「沖縄は日本の植民地なのだろうか」なんて考えてしまった。