退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

「バーナム効果」と「二面性提示」

2020年12月20日 04時54分47秒 | 思いつき


最近のコロナ関係の報道で思うことなのですが、出演者のコメントにはいくつかのパターンがあるようです。(へそ曲がりの個人的な見解なので、幾分偏見があることはご容赦ください)

①識者・医者・科学者・・・  

 解らないことは知ったかぶったりせず言わない。解っていることは、結論を端的に言う。(発言が短い)

②評論家・コメンテーター・・・

 他の人が気づいていないだろうこと(その多くは取るに足らない重箱の隅)を、さも重大なことのように大げさに言う。

③政治家・・・  

 とにかく、自分の失敗は指摘されたくないし認めたくない。
   結果、後でどうとでもとれる発言を繰り返す。そのことが、発言を結論から遠いところに着地させ、話をダラダラ長くし、あたかも質問に答えたような印象を作り上げる。
 (政治家がYES or NOで答えたのを見たことない)

④御用学者・官僚・・・  

 結論ありきの発言なので、政治家に近い。
    どんな学説にも複数の考え方があるもので、その豊富な知識を羅列して、安易な結論は出ないと誤魔化す。

 


政治家がマスコミ関係にする発言は、占い師が客の未来を予想するそれに似ている気がします。

 

いわゆるフォアラー効果(バーナム効果)と呼ばれるものでしょうか。

「バーナム効果」と「二面性提示」

 

そして人は「断言」されると、なぜか信じてしまうものです。

 


『二面性提示とそれぞれにおける断言』

 


こんなところが、政治家のコメントをわかりにくくしている原因だと思うのです。(ま、それが狙いなのでしょうが)