オリンピックイヤーである筈の2020年が終わろうとしています。
振り返ると今年は・・・やはりコロナか!
コロナには年の瀬はない。現在進行形です。
支持率低下により、GOTOキャンペーン一時停止を決定したその理由は何だったのでしょうか。
・国民の求め
・議席を失うことへの恐怖
・第三者(科学者・ブレーン・有力政治家・支援者など)の判断
などが考えられますか。
GOTOトラベル一時停止により、旅行関係業者や観光地で商売を営む人たちに大きな打撃を与えることが懸念されると云われてきました。
しかし、コロナ禍で被害を受けているのはその人達だけではなかったはず。
年越し支援、新宿で「コロナ村」 「所持金ない」と相談次々 KYODO
早急な対策が望まれます。
首相方針変更を受けても、相変わらず行われている議員の日常が有るようです。
そしてその言い訳も従来通りです。
羽田雄一郎議員のコロナ急死で、政治家の“過信”の空気が「間違いなく変わりました」……週刊文春記者が分析 ニッポン放送
やはり、身近でことが起きないと解らないのでしょうか。
二階幹事長 ステーキ会食で「参加者の前で菅首相を呼び出した」
政治家の発言と行動のギャップをどう見るべきか。
二面性・多面性が有ると云うことなのか?
二枚舌・ダブルスタンダードと云うことか?
これらの性質は政治家にとって必須条件なのか?
辞書には、
二面性:そのものがもつ相反する二つの特徴・性格。
二枚舌:矛盾したことをいうこと。うそをつくこと。
と有りました。(かつてイギリスの政策には「三枚舌外交」が有ったようですが)
「二枚舌」を調べてみると・・・そんな人の特徴が有りました。
①みんなから好かれたい
②言い訳上手
③目立ちたがり屋
④八方美人
⑤人当たりはマイルド
⑥計算高い
⑦人の眼を気にする
⑧よく言えば臨機応変
⑨女優・俳優魂が有る
⑩罪悪感がない
⑪自分さえ良ければイイ
⑫一気に嘘がバレる
⑬妄想癖がある
私たちにも心当たる部分がありますが、特に⑩の「罪悪感がない」が始末に負えません。
来年迎える選挙で、私たちはどう向かうべきなのでしょうか。
選挙民の判断基準はというと・・・
*過去の実績(履歴)
*現在の地位役職(過去の手柄・人脈)
*その人の良い面(自分に何をしてくれたか)
*知人かどうか
辺りですか。
参考になるでしょうか
<嘘つき(二枚舌)の見分け方> が見つかりました。
①たまに辻褄が合わないことをいう
②人によって態度を変えるカメレオン
③挙動不審
④大袈裟な自慢話が多い ・・・
ひとに「多面性」があることは、仕方がないことです。
「素晴らしい面」や「頂けない面」
「多面性」が有るにもかかわらず、その一面だけを見て判断するのはいけないことでしょう。
友達だったら「しょうもない面もあるけど、奴なら許せる」となります。
しかし、他人に影響力のある「権力を持たせる人」を選択する場合、それでは困るのではないか。
親しくしている(と思っている)政治家を判断する時、その一面(良いと思いたいところ)を知るが故に、悪い面(見たくないところ)に蓋をしてしまう。
特に国政に関わる人の選択は、知事や都道府県議会議員を選ぶのとは訳が違う。
地元に良い顔をしていても、その裏側の顔で国政に当たられては、地元以外の人は堪ったもんじゃない。
6月19日に書いた『元法務大臣の逮捕』やら未だ終わらない『桜』やら。
だいたい金で票をまとめるなんて、選挙民を馬鹿にしている。
陰で笑われているとも知らず、金で踊らされる方もどうかと思います。
「コロナ禍」は世界中の人々に多くの損害を与えた「負」の産物です。
しかし、「災い転じて福と成す」。
「福」にはほど遠いかも知れませんが、確実に見えたものがありました。
『国政の議員に不向きな方が居る』がそれです。
見たい部分だけを見るのではなく、正しい評価をして『国政の議員に不向きな方』から議席を返して頂くことが、選挙権を持つ者の取るべき態度だし、多くの犠牲者に報いる方法の一つではないかと思うのです。