Simple is Best

娘の長女、7歳の七・五・三があった。
2㎏より少し重いだけで生まれた赤ん坊が7歳のお祝いを迎えるとは、、、感慨深い。
その分こちらは年をとったと言う事で、、、増々感慨深い。

こうしてお祝い事ができるのは幸せな事だ。とりあえず皆健康で、それなりに仕事をして、いくばくかの蓄えがあるという事だから。
そう出来ない人が、たくさんいる現実がある。

家族の行事に、やっと落ち着いて参加できるようになった。
自分が仕切っていた時は「ほら、着物の裾を踏んでるよ！おしっこ！？だから、さっきトイレに行きなさいって言ったでしょう！」怒ってばかりだった。
両家の祖父母(つまり私の両親)参加は「完璧に、ちゃんとやらなくちゃダメだ」そればかり考えて、数日前から眠れなくなっていた。
そりゃ私の子供である娘も、苦しかっただろう。

皆で食事をして初めて「ノンアルコールビール」を飲んだ。
「お祝いだからね～」と、兄と娘が中ビン1本、半分づつ。
それじゃぁ、車の運転をしていたお婿さんと私で、ノンアルコールを半分づつ飲もうとなった。

「何これ？本当にノンアルコール！？」酔ったように、ふわぁ～として来た。
兄曰く「脳が反応しているんだよ。見た目と香、食感が『ほら、ビール飲んだよ～』って」
この感覚は、一度もお酒を飲んだ事のない人は感じないとか。

脳って案外、単純でおバカなのね。
物事、複雑に考えすぎて失敗する事が多々あった。シンプルに考えた方が、上手く行く事もあるよね。