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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

成道会まで不眠不休の修行 臘八会(ろうはちえ)12月1-8日

2021年09月07日 16時22分45秒 | 記録
 成道会まで不眠不休の修行 臘八会(ろうはちえ)12月1-8日

 史跡国泰寺跡に伝来する『日鑑記 にっかんき』には、師走の朔日に「臘八会」の記載。
 臨済宗末寺で勤修された。
 
 曰く。
 「毎年12月8日に行わ」「灌仏会,涅槃会とともに〈三仏会〉と称し,釈迦の三大法会として重んじられる」。
 「禅宗の大寺では12月1日から8日の朝まで7日間不眠不休の座禅が行われるが,これを臘八会(ろうはちえ∥ろうはつえ)または成道会と称し」,「臘八接心(せつしん)ともいう」。「臘八とは臘月(12月)8日の意」。

 「臘月」。世に「旧臘」とは申すではないか。
 臘月=師走・極月などとともに、臘月は旧暦12月の異称。
 年末のことを臘尾といったり、年が明けて前年となった12月のことを旧臘といったりする。
 臘というのは、冬至後の第三の戌の日の中国の祭のことで、猟の獲物が神や祖先にまつられる。
 この臘が転じて、年の暮や旧暦一二月が臘月と呼ばれるようになった。
 新暦では冬至は12月22日頃だが、旧暦では11月中にあたる。戌の日は12日ごとにめぐってくるので、第三の戌の日は旧暦12月の中旬から下旬となるのである。日ごとにめぐってくるので、第三の戌の日は旧暦12月の中旬から下旬となるのである。【出典】 吉岡安之著『暦の雑学事典』(日本実業出版社)

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古今亭菊之丞の落語「悋気の火の玉」210905

2021年09月07日 11時57分03秒 | 記録
 古今亭菊之丞の落語「悋気の火の玉」210905

花川戸に橘屋さんという鼻緒問屋があった。

 「悋気(りんき)」とはやきもちのこと。立花屋の旦那は堅いので評判だったのだが、仲間に連れられ吉原に行って以来すっかり遊びにはまってしまう。
 ついに、なじみの女を身請けして根岸に妾宅を構えることにした。これが本妻にばれてしまったのでたいへんなことに…・・・・。
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