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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

2500万年前 標識骨格標本 化石体験 博物館は地域創造の拠点たるうるか221020。

2022年10月27日 05時29分23秒 | 旅紀行
2500万年前 標識骨格標本 化石体験 博物館は地域創造の拠点たるうるか221020

足寄動物化石博物館。「実におもしろい、行ってみませんか」。
 釧路湿原シニア大学の講座担当のお方からお誘いがあった。足寄は3度目の訪問ながら。
 足寄と申すと北海道十勝国の北部。上川山系、大雪山国立公園にもほど近い。

 2500万年前、北海道は実に「五個のパーツ」に分かれていた。
 西から4番目と5番目の破片、その4個目の塊の東部に、現在の足寄が位置していたのだ。
 最初に館員によるガイダンスがあって、「2500万年前 標識骨格標本 化石体験」のk-ワードが紹介された。
 「茂螺湾川」「歯の化石」「デスモスチルス」「アショロア・ラティコスタ」などのキーワードにも接することができる。

 「実におもしろい」と魅了してくれるのは、「ミニ発掘」とでも申すべき「化石発掘体験」。
 用意してもらった機材をもちい封じ込められてある化石を取り出す、作業。その小道具セットを買い求めていた参加者もいて、関心の高さを伺わせてもらった。
 展示室では学者によって異なる「骨格標本」の展示。「標識レプリカ」と申すか、「標識骨格標本」と言うべきや。「化石の精巧な模型のレプリカ」。
 ほかにも「化石の足りない部分を補い全身の骨をそろえる復元」が積み重ねられる。

 最後に町内の小中学生や管内の高校の対応。
 「小学校では年に一度、発掘現場に案内する現地学習があります」。
 「中学でも年Ⅰ回、一コマの授業を出前ですすめています」
 「十勝管内の高校からも、博物館見学で来館しています」。

 そうした説明であった、と聴いた。記録をとってはいないが。
  2500万年前 標識骨格標本 化石体験 博物館は地域創造の拠点たるうるか221020。
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