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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

硬い米を上手に扱い柔らかな味わいのある酒 南部杜氏「酒質・特徴・味わい」240429

2024年04月14日 09時26分25秒 | 季節
 硬い米を上手に扱い柔らかな味わいのある酒 南部杜氏「酒質・特徴・味わい」240429

 掲載の地図は岩手県の一部。紫波郡紫波町&花巻市。
 近江商人に伝えられ江戸時代初期の寛永期に根付いた南部杜氏の原郷土。
 その江戸時代、蝦夷地と呼ばれた北海道東部にも現れていた「南部杜氏」。

 日本三大杜氏とも称され、四大杜氏のくくりでも最初に登場の「南部杜氏」。
 ようやく知りえたのが、「ienomi style=イエノミスタイル」にあった、次の記載。
 「近江商人が酒造りの技術を伝え」「東北の硬い米を上手に扱い、柔らかな味わいの酒を造るのが持ち味」。

 自身で提供の作品を、明確に他者に伝えたい。ほかの表現はないか。
 「(岩手県の日本酒)伝統的には濃醇で旨みが強いのが特徴」。
 「米の旨みが凝縮された濃厚で力強い味わい」。そうとも、申しているぞー。

 南部の酒を調べて、歴史では愉しみも少なかろう。
 「南部杜氏 特徴 持ち味」のキーワードで検索。「酒質・特徴・味わい」らしき<地域差>に、出会えたか。
 1950年代の後半、「日本のチベット」と称された岩手県。

 歯を食いしばって、米・水。麹に思いを入れた。
 今や、日本三大杜氏の首席を務める南部杜氏。
 「最盛期には3000人を超」「日本最大の杜氏集団、現在でも300名を超え」、と。
 「(越後杜氏は)南部杜氏に続く規模で170人ほどの集団」。刮目しておきたい。
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