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 「国際的リーダー養成」「高い人間力」「コミュニケーション力&学際的専門性」 地方=学ぶ機会&学ぶ人えられる (秋田)国際教養大学長の問題意識241223

2024年12月24日 11時27分04秒 | 季節
 「国際的リーダー養成」「高い人間力」「コミュニケーション力&学際的専門性」 地方=学ぶ機会&学ぶ人えられる (秋田)国際教養大学長の問題意識241223


 「質の高い教育を保証する努力」
 「18歳人口だけをターゲットにせず、川上=中高生だけでなく、川下=社会人やシニアまで幅広い層にとっての学びの場を」
 「社会人教育でもリカレント教育で大学に戻ってくるようなプログラムを考える」。


インタビューのなかに「SNSは自分の好みに近いものしか受け付けないバイアスがかかりやすい」とあるも、ネットに以下の情報が浮上した。
 国際教養大学長が考える問題意識「日本のたこつぼ化傾向への抵抗」 12/23(月) 15:00配信  「朝日新聞デジタル」配信で、国際教養大のモンテ・カセム学長
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1f7606d8e30092785bf821608be1b4f24e5243da


 (初代学長)
 1)国際的なリーダーの養成=国際社会で対等にコミュニケーションがとれる「英語での発信力」&「多文化理解」に力点。


 (2代古学長)
 2)リベラルアーツの考え方=人間力の醸成。
 3)リベラルアーツを学ぶ重要性=良い人間になる土台、倫理観、哲学、道徳観を大切にする学び方で「統合知」と呼べる「学際的な専門性を育てる」
 3)(日本の学び方)=文系で<くくる>のではなく、米国の医学・科学を学ぶ人もリベラルアーツの基盤に立つ。

 (自身のことか?)
 4)国際大学には、日本のように文系、理系に分け<たこつぼ化>する傾向への抵抗が問題意識としてあった。
 5)現代の課題は複雑な問題が絡み合う。いろいろな知識がないと解決できない。
 6)専門だけにこだわりすぎると、俯瞰(ふかん)的に物事が見えなくなり、学際的に物事を見る力が、リーダーに求められる素養だ。

 (現代において)
 問い=ネットにあふれる情報を取捨選択する力もリベラルアーツに欠かせない。SNSは真偽不明の情報も散見されるが、学生や若者はネットの情報とどのように付き合うか
 答え=SNSは自分の好みに近いものしか受け付けないバイアスがかかりやすい。そこで「信頼できるサイトからしか情報を得ないなど、自分なりの習慣やルールをつくる」。 大学では批判的思考力を養い、うそと真実を見極める力を身につけてほしい。

 問い=急激な少子化で大学間の競争はますます激しくなる。
 答え=「質の高い教育を保証する努力をし続ければ、大きな打撃は受けない」。
    「ただし、18歳人口だけをターゲットにしている時代は終わる」。
    「大学は川上である中高生だけでなく、川下に広がる社会人やシニアまで幅広い層にとっての学びの場へと変化していかなければ」。
    「(多様な関係者が)どんな教育がふさわしいのかを一緒に考える」。
    「社会人教育でもリカレント教育で大学に戻ってくるようなプログラムを考えたい」。

 問い=向こう10年間の長期ビジョンで<地域課題に即した研究成果>を掲げている。
 答え=「(秋田が抱える課題は)人類に共通する普遍的な課題」。
    「世代間の交流で高齢化社会の健康寿命を延ばす取り組み」。
    「モビリティーや気候変動対策など、秋田県内だけで解決しようとせず、多様な人々を巻き込み課題解決に取り組むことで、地方に価値を創造する大学を目指す」。                 (滝沢隆史)
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