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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

 「35歳以下の若いもん14人がみな『やるっ』と言うもんで」 祭祀はまず経営基盤から「よみがえる新日本紀行 能登の火~石川県~」241228

2024年12月28日 09時24分55秒 | 季節
 「35歳以下の若いもん14人がみな『やるっ』と言うもんで」 祭祀はまず経営基盤から「よみがえる新日本紀行 能登の火~石川県~」241228

 「35歳以下の若いもん14人がみな『やるっ』と言うもんで」。
 「ワシは反対であった、周りの屋根がブルーシートで覆われている地域、能登全体をみても、出来ない!!」。
 「賛成と反対が、11対11になって」「さて、どうしたもんか」「若者の声を聴くと・・・・」。

 1970年の放送。、「新日本紀行」番組。4人の男衆が稲の束を継ぎ足して綱を撚る映像。
 日本三大火祭「向田の火祭」。その準備の過程。https://himatsuri.jp/
 点火した火の燃え方で、その歳の豊作&凶作を占う、と。
 説明によると「能登島向田町に鎮座する伊夜比咩神社の夏祭」「毎年7月の最終土曜」
 「古来、オスズミ祭と呼ばれ納涼祭の文字」をあて近年では「向田の火祭」と呼称。

 時は移り、2024年の再放送。この年元旦夕方の地震で、深刻な被災を被った。
 祭祀の季節を前にムラで相談。長老衆の意見は、真二つに分かれたモノの。「若者衆は祭りで集まる」。
 長老衆の<尻ごみ>を、若者の<熱意>がうわまわった、か。

 70年放送で「綱練り ツナネリ」。祭祀はムラの生産基盤の強靭さ、コミュニケーション、次世代教育で成り立つ。
 撚る男衆4人。交代の男衆は音頭をとり、小学生が出来上がった綱を引く。
 ムラの「結い ユイ」で準備。着々、すすむ。豊凶占う神事。背景に稲作農業の力強さ。


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