pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

角打ち 門司

2015年04月13日 08時17分52秒 | 放送
 角打ち 門司.北九州の炭鉱、漁港を背景に、酒小売店の店頭で展開、昼間からビールの一杯.

 ヨーロッパではお目にかかる、お天道様の高い位置でのアルコール.

 炭鉱の早番で仕事を離れるが、もとより「飲み屋」は開店前.ママよと、小売店の店先にて自分でビールの栓をぬき、グッと一杯.

 店のヒトはなにくれとなく、肴の商品を出してくれるが代金はとらない.
 取ると、飲食店許可が必要だから.女性のグループも登場.

 店先は、アルコールの吐息のみならず、嬌声もこだまする.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いっぴん逸品 鶴居・豆腐

2015年04月12日 08時03分27秒 | 地域


 NPO法人 生活学舎のんき.鶴居村で歴史をもつNPO法人.

 豆腐がご自慢、十勝産大豆で手作り豆腐.隣接する釧路市内で「フレ売り」にも、取り組んでいる.



 店内では即売が行われている.豆腐ばかりではなく、おからクッキーも根強い人気.

 コーヒー+おからクッキーのセットは200円とお手頃価格、以下、
 コーヒーは挽き立ての豆で落とす、本格派.コーヒーのみなら150円は、「掘り出し物」.
 そうではないだろう、か.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川北隆雄著『日本銀行』

2015年04月10日 08時27分52秒 | 書評
 川北隆雄著『日本銀行』.
 「何が問われているのか」の副題をもつ.ジャーナリストの、多分、ながい取材に端を発する日銀観、日銀論ということか.

 1995年に出版.
 前半の主題は、なんといっても政府からの「独立性」「中立性」ということ.
 1997年に昭和17年、戦時に施行された日銀法の根幹部分が改正される.
 そこに至る、大蔵省との「表向き対等」、実は「総裁を内閣が国会にはかる人事」に示された、大蔵省の介入、監督を欧州並みに、位置づけるかにあった.



 日銀概説.
 最初の章は、ある意味、「奥の院の、のぞきみ」的なところがあって、「誰に読んでほしいの?」の感がある.
 そこを「独立性」「中立生」の「当時」を論ずることで、本邦金融制度の「護船団方式」形成の背景が読み取れる、気がする、

 これから、3章、4章の「セントラルバンク論」を読むことにしている.昭和・平成のバブルからほぼ10年.金融にどんな期待があったのか、歴史経過としても関心がわく.(岩波新書 1995年).
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマリ杉本園「日本茶」 甘秀堂謹製「きんつば」

2015年04月08日 05時49分52秒 | 生活
 ヤマリ杉本園「日本茶」 甘秀堂謹製「きんつば」.早朝の気分転換.ほかに、たち吉直売の磁器.



 目覚めて4時半かと思い起床.あとできがついた、まだ、3時半であった.

 寝具の中で、田中優子著『グローバリゼーションの中の江戸」の一節を思い出す.

 そこのところ開扉して入力すると、以下のようになる.

 「グローバリゼーションとは『アメリカナイぜ-ション』を意味することがほとんど」

 「(その結果)アメリカ以外の国々に眼を向ける機会が少なくなり『世界的な視野』を得られなくなりがちです」.
 
 終わって、一服.茶は北大通・ヤマリ杉本園「日本茶」を、たち吉直売の磁器、お茶請けは共栄大通で、ととのえた.甘秀堂謹製「きんつば」.

 たち吉製磁器.実は客人用.深みのある白磁に茶葉の緑.その色彩がよく、こっそり借用.

 一服もって手にしたあとは、もちろん口をつけることなく、愛用の器にうつして舌のうえに.

 連れ合いが見つけると、たちまち一言.「舌が動く」.
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宗達の流れ、光琳をへて現在に

2015年04月06日 06時21分59秒 | 放送
 宗達の流れ、光琳をへて現在に.
 光琳没後300回忌(1716年から起算、300年目)ということで、国宝の光琳傑作が、同時公開されているということ.
 
 その作品にあわせて、現代のアーティストが自作を通じて、光琳の作品を継承し、論ずる.
 レザー光線で表現、群娘97像、説明の難しい<スキマ>の充足、月下の紅白梅図.

 かきつばた.いくつかのパターンがあって、様式化されている.
 作品の見事な点は、「構図のうまさ」だけながら、「しかし、それが抜群」と、現代の評論家.

 (以下、放送広報)
 この春、光琳の最高傑作であり、日本美術史上屈指の国宝「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」が56年ぶりに同時に展示された。 番組では、いま第一線で活躍するアーティストたちが、光琳の国宝と向き合い、自らの創作を通して光琳の魅力を探っていく。
 千住博、会田誠、猪子寿之、鴻池朋子、杉本博司。どんな作品が生まれるのか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それなりの設備

2015年04月05日 08時58分58秒 | 技術


それなりの設備がないと.難しいのが天体の撮影.
 150404 皆既月食.21時台のニュースで聞いて、急ぎカメラを.招致していなかった.
 皆既の一番は20時50分前後か.なにか<指輪のダイヤ>の様相となった21時23分ころ.



 時間は過ぎて、22時33分前後.
 月食も終盤にちかづき、明るさが回復してきたが.三脚、望遠、天体撮影用のシャッタースピード調整.

 それなりの器材と設備がない、と.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「神か天才か、それとも」  桂小米朝著「モーツアルト」

2015年04月05日 05時27分02秒 | 書評
  「世界中がわらえる」&「神か天才か、それとも」 私のこだわり人物伝にチャップリンとモーツアルト.

 桂小米朝著「モーツアルト」.
こちらのサブタイトルは「神か天才か、それともアホか」.
 モーツアルトが江戸時代で言えば「宝暦年間」の生まれ、寛政3年の没といえば、時代が理解できる.

 バロックの次の時代.
モーツアルトの音楽について、「弾くとわかる凄さ、楽しさ」(148p 小曽根真・記).
 「ねじれのある音と哲学」(139p 井上道義・記)に、その評価と、音楽像がしめされる、か.

 ただし後者には、いささか注が必要.
「表現に抑制がきいていて、とても大人の音楽」「(半音階をつかって)曖昧な気持ちを表現するときに効果的」
「(人間は悪いことに魅力を感じるものだし、悪いことをやめようとおもってもなかなかそうはいかない)曖昧さを認める哲学」.

そこを、モーツアルトの「好きですね」の点と、井上はむすぶ.(『私のこだわり人物伝』 日本放送出版協会 2006年6月).
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キズナ.紐帯 地域特性

2015年04月04日 07時05分39秒 | 地域
 北海道的.経済指標が<右肩上がり 大きくなることは良いことだ>の時代に、隠れていたこと3点.

 1)新規起業で、市場を独占できて競争が乏しかった.
 2)自分の力で質量ともに、大きく深く育てなかった.
 3)社会規範が多様で弱い
   ~ヒトのつながりに縛りが不要であった~.

 時代は経済指標が、<右肩下がりとなり、個人の充実をめざす>時代にはいったとき、隠れていた<絆=キズナ><紐帯=むすびめ>に.<脆弱=もろさ>が、顕在化した、か.

 意外にも<隣同士の居合わせ>にして、<同業者同士のユイ、保証>が未成熟であった、か.

 作業仮説の域をでないが、少しずつ裏付けを.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「世界中がわらえる」 大野裕之著「チャップリン」

2015年04月03日 14時12分57秒 | 書評
「世界中がわらえる」&「神か天才か、それとも」 私のこだわり人物伝にチャップリンとモーツアルト.

 大野裕之著「チャップリン」.
 サブタイトルが興味あり.「なぜ世界中がわらえるのか」.日本でもおなじみチャップリンのキャラクターと作品.「作り方」「逃げ方」「ズレ方」「愛した日本」の4節.

 ミュージック・ホール.「歌にダンス、寸劇や奇術などの見世物を、お酒とともに安価で労働者に提供する劇場」(14p).出し物にくわえ劇場の品格をたいせつにしており、豪華絢爛な建物を競って建て、「大英帝国の偉大さを大衆の意識に植え付ける役割を果たした」(16p).
(『私のこだわり人物伝』 日本放送出版協会 2006年6月).
font>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卑弥呼は天皇家とは無縁 村井康彦著『出雲と大和 古代国家の原像をたずねてー』

2015年04月03日 09時05分33秒 | 書評
 卑弥呼は天皇家とは無縁 村井康彦著『出雲と大和 古代国家の原像をたずねてー』.
 本書を理解するためには、「あとがき」から読みはじめると、よい.本書の意図が提示されている.



 1)大和の三輪山は山体自体が、出雲系の大国主神でること.
 2)8世紀はじめの国造が「賀詞」を通じて、<貢置>を申し出ている.
 それは大和朝廷が成立する以前から、出雲系の神が大和に存在して(大和の)<守り神>となっていた.
 3)卑弥呼は大和朝廷とは無縁の存在であり、大王=皇統譜の系譜に載せられるべき人物ではなかった.

 文献史学者は悩む.記紀に語られる「神話伝承の世界とは何であろうぁ」、と(「はじめに」 Xp).
 そのうえで、「古今東西これを=神話をもたない民族も地域もない.だとすれば神話伝承をさけて通る古代史というものはありえないだろう」と、考える.

 記紀を緻密に読み解く.そこで見えてきたこと.
 大和のさきに、出雲、吉備、丹後の神々の国がさきにあり、そこに神武東征後、大和の覇権が後世に記録されたと、読む.

 神話を、「枝葉末節が剥ぎおとされて、根幹部分が残ったものとみることができる」と、読み解いた.
 「作業仮説」.そうした論があるかも知れない.ただ、文献史学者で著明な著者が、ライフワークの国分寺調査で積み上げた聞き取りに、考古学上の知見、神話の新しい機能を確認したうえでの立論には、尊重すべき点も豊富に、書き込まれている.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコンの調子 導入一年

2015年04月02日 08時08分23秒 | 技術
 パソコンの調子 導入一年.仕事場も自宅も、新しいパソコンを導入して一年.

 1)フリーズしやすくなる.2)画面を閉じるバーが消える、3)起動が遅くなる.

 専門のお方に相談にのってもらうと、申された.「一年たって、保証期間がきれたころになると、不具合が起きるようになるのですよ」.
 「そろそろ、買ったらどうかと、言って居るように」.

 そうかもねー.ずいぶん性能がよくなり、安定しているようにも思えるが、やはりまだまだ、開発途上なの、か.

 「Cont+Alt+Del」Keyを押したり、強制ダウンのやむなきに陥る機会がふえそうだ.
 これって、一度、購入時の段階=ディスカバリーをと、言うことか?.
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋は錦の唐衣 京都・三千院111123

2015年04月01日 06時55分12秒 | 旅紀行


 秋は錦の唐衣 京都・三千院111123.歌に申すではないか.
 
 こちらでは桜を観る、紅葉を楽しむだけなれども、都のヒトは神前で柏手、本尊で合掌.

 季節の深まり、葉は落ちるも人格はあがる、か.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする