パラソルはかつて特集したことがあるが、もちろん今回は違う作品ばかりである。
肌の白さを良しとすることは洋の東西古来からのようで、されば白粉という化粧品ある所以だろう。
それがビタミンD云々というような健康上の理由や「小麦色の肌」の流行など陽光を浴びるようになったけれど、近頃はまた紫外線の皮膚への悪影響といったことでパラソルは季節に拠らず必要になったようである。
そんなことより「夜目遠目傘の内」、女性が少しでもきれいに見えるならそれで結構なのである。
※野暮な註 「カサ」は本来「笠・被りガサ」であろうが、現代では「傘・さしガサ」として十分通用するだろう。
Joseph Caraud Alfred Stevens 作者不詳
William Powell Frith Pierre Auguste Renoir Eisen Dieck-Susanne
Richard Edward Ivan Kramskoi
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