昨夜蕎麦道場にパン作りの遊び道具を持って行き、そこで初めて巨匠と対面致しました。その気さくな笑顔と人柄は多くの人を引き付ける。僕の先生からパンで遊ぶ連絡を受けてから巨匠は池袋の店で三種の蕎麦を打ち持参してくれたのです。巨匠はそんな人柄ですから皆に愛され慕われる訳です。左はうどんより白く細い御前蕎麦、中央の緑がかったダッタン蕎麦の味は若干の苦味を伴うものでした。もちろん道場主の吸人力も相当なもので集まった人達の笑い声は深夜まで続きました。気さくな巨匠は手相を読む事も得意らしく僕も鑑て貰いましたがナルホドでした。深夜送って行った池袋のお店で蕎麦用の麺棒を持たして頂きましたが驚くほど細く軽くシマッタ木質で手入れの方法まで教えて頂きました。天麩羅のころもの話しからクッキーの話しに飛んだりして麺ツユの話までは辿り着けませんでした。ここ数年、僕は出会えた人達から強い刺激を受けっぱなしです。