パレット以外でもパン屋なら当然なんですが食パンの厚さを指定、組み合わせが出来ます。食パン一本は三斤です。一般的に多いのは4、5、6、8枚の厚みですが異なる厚みを組み合わせることも可能です。食パンは半斤から販売しております。僕が見習いの頃お客様にウンチク王と呼ばれていたダンディな老紳士がいて「トーストは厚切りに限る」が口癖でした。お店でコーヒーを飲んで帰り際に「食パン(お持ち帰り)」とレジに声をかけます。その店では店長がスライサーを使わず大きな愛用の牛刀で食パンを切るのですが店長がいない時は僕。面倒なので僕は「トーストですか?2枚位の厚さに切ってみますか?」とお尋ねすると老紳士は「2枚なんてオランだろう!お前さんの切る練習だから4枚!」も口癖でした。何年か前に1斤を2枚の厚さに切ったトーストの上にアイスクリームを載せているのを見ました。オリマシタよ!王様!!
産地から直接お取り寄せする家庭ではありません。家庭を産地にする計画。収穫する作物は気候風土に影響されますから、パン作りの現地家庭環境を考えました。蕎麦道場の環境は粉が散っても大丈夫なんですが温度がコントロールできません。真夏や真冬にリッチなパンを作るには厳しい環境と言えるかも知れません。予報では今週末まで秋晴れの夏日?僕の実験室と違いますから標準的な作業では対応出来そうにありません。考えなきゃ…締め切り時間が迫って少し焦ります。どんな事も自分が覚える以上に伝える事は難しいですね。