友人の父は「うどん好き」。その彼がいきなり午後、ネットお取り寄せ「葡萄」を持って「うどん」を取りに来た。取りに来られる前日に知らせろと言ったやんけ~!「俺はヒトの話しはいい加減に聞いてるから云々」。冷凍してアイスホッケーのパックのようになっているうどんと蕎麦粉の打ち粉を渡したけれど…いかにも彼らしいと思った。らしさだけなら更に上は居る。先日の祭でシャツも着ずに直に半纏、半ズボン?帯の代わりに婦人物の細い光沢有るベルト…誰にも真似出来ない(ってぇゆうかシナイ)スタイル!「どうせ汗かくんですからシャツなんか着ても無駄ですよ!」。「素肌に半纏なんてYAZAWAですね!」皆が笑っても先輩は笑いませんでした。僕達より二昔前に生まれた先輩は矢沢を知らなかったんです。自分のアタリマエが誰ものアタリマエとは限らない。
技と力で曲がり、僕には引いて走る印象が強い大阪岸和田のだんじりなんですが、岸和田に生まれ育った訳でもないのにあのカネと太鼓のリズムが耳に入るとジットしてられない気持ちになります。先日訪ねた柳原の町にはまだ沢山のシーサーのフラッグが揺れて町に流れる祭囃子の笛の音は照れ屋で引っこみ思案の僕までうきうきさせてくれました。お店は連休前の売り出し最終日。仕事が一段落した夕方、ちょっとだけ覗いてこようかな…なんて思う。新しく頂いたお題や朝市のお誘いも有りますので…行けるかな?引き走り、担ぎ跳ねる…見た目によらず虚弱体質ぎみの僕の血が騒ぐのはたぶん父のDNAがはしゃいでいるのです!以前神輿担当役員を一緒にやったNちゃんも僕と同じで体力より妄想先行タイプだったっけ…二人のエスカレートする妄想話は先輩役員の方からよくお叱りを受けました。二人に共通する点は(彼には失礼ながら)神輿もバイクも実力不足!だから互いの痛みを理解できたような気がします。峠を走った時に彼がコーヒーを入れた源流の入口を通過しました。今度は通過せずに入ってみようと思います。バイクは僕にとって写経と同じかも知れません。浮世を離れ
て精神集中。山深い川の源で美味しい妄想が飲めるかも知れません。
て精神集中。山深い川の源で美味しい妄想が飲めるかも知れません。